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パナソニック、2-in-1「Let'snote MX3」に約1.118kgのDVDレスモデル

~BDドライブモデルも、SX3/LX3はWin7モデル継続

Let'snote MX3 ドライブレスモデル
5月23日 発売

価格:オープンプライス

 パナソニックは、モバイルノートPC「Let'snote」シリーズの2014年夏モデルを5月23日より発売する。価格はオープンプライス。

 今回の新製品は、12.1型クラムシェルの「Let'snote SX3」、12.5型2-in-1の「Let'snote MX3」、14型の大画面モバイル「Let'snote LX3」の3シリーズを展開。Let'snote MX3のラインナップを拡充し、光学ドライブレスモデルとBDドライブ搭載モデルを追加した。

 11.6型2-in-1「Let'snote AX3」(11.6型)は、MX3にドライブレスモデルが登場し、機能的に重なる部分が多く、MX3ドライブレスモデルがAX3よりも軽量であるため、個人向けモデルは無くなる。法人向けは継続する。

 OSはWindows 8.1 Updateに更新。春モデルから引き続き、クラムシェルのSX3、LX3には、Windows 8.1 Proのダウングレード権を行使したWindows 7 Professional 64bit搭載モデルを用意。リカバリで同32bit版にもできる。Windows XPのサポート終了で乗り換えるユーザーへの選択肢とした。

 Core i5モデルは、新しいCore i5-4310U(2GHz、ビデオ機能内蔵)にアップデートされた。今回からバッテリ駆動時間にJEITA測定法2.0の数値も追加されている。

 ダウンロード提供中のiOS端末からPowerPointのプレゼンテーションを操作できるユーティリティ「スマートアーチ for iOS」、画面の端に触れてタッチが誤操作しないように一回り小さく表示させる「Dynamic Frame」に対応する。

Let'snote MX3

Let'snote MX3 BDドライブモデル
Let'snote MX3 タブレットモード

 Let'snote MX3は、光学ドライブレスの「CF-MX3JEKJR」、DVDスーパーマルチドライブ搭載の「CF-MX3JEBJR」と「CF-MX3JEGJR」(Office付き)、BDドライブ搭載の上位「CF-MX3VEWBR」の4モデル。

 CF-MX3JEKJRの主な仕様は、Core i5-4310U、メモリ4GB、SSD 128GB、1,920×1,080ドット(フルHD)/タッチ対応12.5型液晶、Windows 8.1 Updateを搭載し、店頭予想価格は195,000円(税別、以下同)前後の見込み。重量は約1.118kg。

 CF-MX3JEBJRは、DVDスーパーマルチドライブを追加し、店頭予想価格は200,000円前後、Office Home and Business 2013搭載のCF-MX3JEGJRは225,000円前後の見込み。

 CF-MX3VEWBRは、Core i7-4500U(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 256GB、BDドライブ、Windows 8.1 Pro Updateを搭載。店頭予想価格は275,000円前後の見込み。

 インターフェイスは、USB 3.0×2(1つは電源オフ充電対応)、Gigabit Ethernet、WiMAX、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、SDXCカードスロット、約200万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 JEITA 2.0でのバッテリ駆動時間は、Core i5モデルが約10時間、Core i7モデルが約9.5時間。JEITA 1.0では順に約15時間、約14.5時間で従来モデルと同等。

 本体サイズは301.4×210×21mm(幅×奥行き×高さ)。重量はドライブレスモデルが約1.118kg、DVDモデルが約1.198kg、BDモデルが約1.238kg。

 Panasonic Storeの直販モデルにもドライブレスモデル、BDドライブモデルを追加。標準でメモリ8GB、SSD 256GB/512GBなど上位のスペックになっている。InstantGo対応モデルについては、春モデルが4月に入って受注を開始したため、継続される。直販価格は228,525円(税別)から。

Let'snote SX3

Let'snote SX3 シルバー
Let'snote SX3 ブラック

 Let'snote SX3は5モデル、うち2モデルはWindows 7を搭載する。

 本体色シルバーの下位モデル「CF-SX3JEAJR」は、Core i5-4310U、メモリ4GB、HDD 750GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,600×900ドット対応12.1型液晶、Windows 8.1 Updateを搭載。店頭予想価格は180,000円前後の見込み。

 OSをWindows 8.1 Pro Updateに変更し、Office Home and Business 2013を追加した「CF-SX3JEPBR」、CF-SX3JEPBRのOSをWindows 7 Professionalに変更した「CF-SX3JEPWR」はそれぞれ215,000円前後の見込み。

 本体色ブラックの上位モデル「CF-SX3VETBR」は、Core i7-4500U、メモリ8GB、SSD 256GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,600×900ドット対応12.1型液晶、Windows 8.1 Pro Updateを搭載し、店頭予想価格は240,000円前後の見込み。

 CF-SX3VETBRにOffice Home and Business 2013を追加した「CF-SX3VEYBR」、Windows 7 ProfessionalとOffice搭載の「CF-SX3VEYWR」はそれぞれ265,000円前後の見込み。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、Gigabit Ethernet、WiMAX、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、SDカードスロット、約120万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは、Sバッテリ装着時が295×197.5×25.4~31.5mm(同)、Lバッテリ装着時が295×216.2×25.4~31.5mm(同)。重量はCore i5モデルが約1.19kg、Core i7モデルがSバッテリで約1.16kg、Lバッテリで約1.37kg。

 Panasonic Storeの直販モデルは、これまでCore i7の4モデル展開だったが、エントリータイプの「Core i5 HDD 750GBモデル」が追加になった。Core i7モデルは春モデルを継続。直販価格は193,285円(税別)から。

Let'snote LX3

Let'snote LX3 BDドライブモデル

 Let'snote LX3は、液晶解像度、タッチパネルあり、光学ドライブやOSの違いで5モデルを用意。

 下位の「CF-LX3JEJJR」は、Core i5-4310U、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット対応14型液晶、Windows 8.1 Updateを搭載し、店頭予想価格は160,000円前後の見込み。重量は約1.34kg。

 中位の「CF-LX3JEABR」は、Core i5-4310U、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,600×900ドット対応14型液晶、Windows 8.1 Pro Update、Office Home and Business 2013を搭載。「CF-LX3JEAWR」はOSをWindows 7 Professionalに変更したモデル。店頭予想価格はいずれも200,000円前後の見込み。重量は約1.31kg。

 上位の「CF-LX3VECBR」は、Core i7-4600U、メモリ8GB、SSD 256GB、BDドライブ、1,600×900ドット対応14型液晶、Windows 8.1 Pro Updateを搭載し、バッテリパック(L)が付属。店頭予想価格は260,000円前後の見込み。重量は約1.395kg。

 タッチモデルの「CF-LX3JHBJR」は、Core i5-4310、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット/タッチ対応13.3型液晶、Windows 8.1 Update、Office Home and Business 2013を搭載し、店頭予想価格は210,000円前後の見込み。重量は約1.46kg。

 インターフェイスは、USB 3.0×2(1つは電源オフ充電対応)、USB 2.0×1、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth、WiMAX、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、SDカードスロット、約200万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は、Core i5の4モデルがJEITA 2.0で約6.5時間、JEITA 1.0では約10時間。LバッテリのCore i7モデルは順に約14時間、約22時間。

 本体サイズは333×225.6×24.5mm(同)。

 Panasonic Storeの直販モデルは、これまでの5種類から7種類へバリエーションが増加。エントリータイプのHDD+DVDモデルと、LTE対応WWAN(NTTドコモXi)搭載モデルが追加になった。最上位のプレミアムモデルは2月にジェットブラックが追加されたが、今回からSSD 256GB+BDドライブのモデルもジェットブラックに変更。また、SSD+HDD+BDを搭載するタッチモデルのHDDが750GBに強化された。直販価格は204,715円(税別)から。

(山田 幸治)