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パナソニック、基本性能を強化したLet'snote秋冬モデル

「Let'snote MX3」

 パナソニックは、ノートPC「Let'snote」シリーズの2014年秋冬モデルを10月17日に店頭発売する。価格はオープンプライス。パナソニックストアで販売されるWebモデルは10月18日に発売。

 2014年秋冬モデルは、別記事で紹介した「Let'snote RZ4」に加え、「Let'snote MX3」、「Let'snote LX3」、「Let'snote SX3」のCPUやメモリ、ストレージなどの基本性能を強化してラインナップする。

 また、各モデルともOfficeバンドルモデルは、10月1日に発表されたOffice Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスへ変更される。

Let'snote MX3

「Let'snote MX3」

 フルHD(1,920×1,080ドット)/タッチ対応12.5型液晶を搭載する2-in-1 PC「Let'snote MX3」は、Core i7モデルのCPUをCore i7-4510U(2GHz)へ変更。Core i5モデルは、CPUをCore i5-4210U(1.7GHz)、メモリを8GBへ強化した。

 Core i5モデルの主な仕様と税別店頭予想価格は、Core i5-4210U、メモリ8GB、SSD 128GB、Windows 8.1 Update、光学ドライブなし、Officeなしのモデルが195,000円前後。DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルが20万円前後、DVDスーパーマルチドライブおよびOffice搭載モデルが225,000円前後の見込み。

 Core i7モデルは、Core i7-4510U、メモリ8GB、SSD 256GB、BDドライブ、Windows 8.1 Pro Update、Office搭載で30万円前後の見込み。

 本体サイズは301.4×210×21mm(幅×奥行き×高さ、クラムシェル利用時)。重量はCore i5モデルの光学ドライブなしモデルが約1.118kg、同光学ドライブ搭載モデルが約1.198kg、Core i7モデルが約1.238kg。本体色はシルバーのみ。

 バッテリ駆動時間はJEITA測定法2.0で約9.5時間、JEITA測定法1.0で約14.5時間。

 パナソニックストアで販売されるWebモデルでは、vPro対応のCore i5-4310U(2GHz)+SSD 256GBモデルや、プレミアムモデルとなるCore i7-4650U(1.7GHz)+SSD 512GBモデルをラインナップ。Windows 7ダウングレードモデルや、Xi搭載モデルも提供される。また、本体色はシルバーとブラックが用意される。

Let'snote LX3

「Let'snote LX3」

 1,600×900ドット表示対応14型液晶を搭載するビジネスユース向けの「Let'snote LX3」も、Core i5モデルのCPUをCore i5-4210U、メモリを8GBへ変更。Core i7モデルのCPUをCore i7-4510Uへ変更。

 Core i5モデルの主な仕様と税別店頭予想価格は、Core i5-4210U、メモリ8GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8.1 Pro UpdateまたはWindows 7 Professional、Office、バッテリパック(S)を搭載して20万円前後。

 Core i7モデルは、Core i7-4510U、メモリ8GB、SSD 256GB、BDドライブ、Windows 8.1 Pro Update、Office、バッテリパック(L)を搭載して285,000円前後の見込み。

 バッテリ駆動時間は、バッテリパック(S)を標準搭載するCore i5モデルがJETIA測定法2.0で約6時間、JEITA測定法1.0で約9.5時間。バッテリパック(L)を標準搭載するCore i7モデルはJEITA測定法2.0で約14時間、JEITA測定法1.0で約22時間。

 本体サイズは333×225.6×24.5mm(同)。重量は、Core i5モデルが約1.31kg、Core i7モデルが約1.395kg。本体色はシルバーのみ。

 Webモデルでは、プレミアムモデルとしてvPro対応のCore i7-4650Uモデルを提供。ストレージの選択肢もSSD 512GB、SSD 256GB+HDD 750GBなどが用意されるほか、Xi搭載モデルやブラックモデルも選択できる。

Let'snote SX3

「Let'snote SX3」(Core i5モデル、シルバー)
「Let'snote SX3」(Core i7モデル、ブラック)

 同じくビジネスユース向けで、1,600×900ドット表示対応12.1型液晶を搭載する「Let'snote SX3」も、Core i5モデルのCPUをCore i5-4210U、メモリを8GBへ変更。Core i7モデルはCore i7-4510Uを採用する。

 Core i5モデルの主な仕様と税別店頭予想価格は、Core i5-4210U、メモリ8GB、HDD 750GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8.1 ProまたはWindows 7 Professional、Office、バッテリパック(S)を搭載して215,000円前後の見込み。本体色はシルバー。

 バッテリ駆動時間はJETIA測定法2.0で約8時間、JEITA測定法1.0で約12.5時間。本体サイズは295×197.5×25.4mm(同)、重量は約1.19kg。

 Core i7モデルは、Core i7-4510U、メモリ8GB、SSD 256GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8.1 Pro Update、Officeなし、バッテリパック(S)および(L)が付属して240,000円前後。同仕様のOffice搭載モデルにはWindows 8.1 Pro UpdateモデルとWindows 7 Professionalモデルが用意され、いずれも265,000円前後の見込み。本体色はブラック。

 バッテリ駆動時間は、バッテリパック(S)装着時がJEITA測定法2.0で約9時間、JEITA測定法1.0で約14.5時間。バッテリパック(L)装着時はJEITA測定法2.0で約18時間、JEITA測定法1.0で約29時間。

 本体サイズ/重量は、バッテリパック(S)装着時が295×197.5×25.4mm(同)/約1.17kg、バッテリパック(L)装着時が295×216.2×25.4mm(同)/約1.38kg。

 Webモデルでは、vPro対応のCore i7-4650Uを搭載し、ハイブリッドHDD 1TB、SSD 512GBなどのストレージラインナップを用意。Xi搭載モデルも提供されるほか、本体色はブラックまたはシルバーから選べる。

(多和田 新也)