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パナソニック、ハイブリッドPC「AX3」の組立教室開催
~12年目を迎えた「手作りLet'snote工房2013」
(2013/8/26 00:00)
パナソニックは8月24日、兵庫県神戸市のITプロダクツ事業部神戸工場において、小学4年生~高校3年生を対象にしたPC組立教室「手作りLet'snote工房2013」を開催した。
今年で12年目を迎えた手作りLet'snote工房2013には、全国から約450件の応募があり、北は宮城県、南は鹿児島県から50人の子供が参加した。応募では沖縄県からも参加申し込みがあったという。参加者の内訳は、男の子が30人、女の子が20人。
パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部・原田秀昭事業部長は、午前9時30分から行なわれた開校式で、「世界に1台のLet’snoteを作ってもらうことになる。動くところまで、神戸工場のスタッフがきちんとサポートするので、ぜひ頑張って欲しい。また、PCの組み立てだけでなく、手作り電池教室も用意しており、実際に触って、体験してもらう場にしているのが手作りLet'snote工房2013の特徴。夏休みのいい思い出にして欲しい」としたほか、「今日はパナソニックと、Let’snoteのファンになってもらい、将来は、ぜひパナソニックに就職志望してほしい」などと語り、参加した家族からも笑いが漏れた。
今年のLet'snote工房で組み立てたのは、ハイブリッドPCの「Let'snote CF-AX3」。同工房では初めてタッチパネル搭載モデルを組み立てた。今回の工房のコンセプトは、「触れて実感」であり、その点でもタッチパネル搭載のCF-AX3の組み立ては合致したものであったといえよう。
天板は7色の中から選択が可能になっており、最も人気が高かったのはサンダーブルーで20人が選択。続いて、リラクシーブルーが12人とブルー系が人気。エナジーレッドの6人、フラッシュピンクの4人、アーマーメタルの3人、ジェットブラックの3人、シルバーダイヤモンドの2人となった。
参加費は12万円。参加者は、組み立てたCF-AX3をそのまま持ち帰えることができた。ただ、今年はオプションにネームプレート設定がないCF-AX3の組み立てとなったため、参加者のオリジナルネームプレートは用意されなかった。
開校式では、毎年のLet'snote工房では、もはや欠かせない存在となったLet’snote博士とぶーすけが登場。「CF-AX3にはHDDが搭載されておらず、SSDが搭載されている」、「最軽量と長時間駆動を実現しているのは、外に持ち出して使うためには必要な要素であるから」といったようにCF-AX3の特徴を解説。コント仕立ての内容に、参加した子供たちの間からは大きな笑い声があがった。
午前10時からは組立会場に移動し、組立作業が始まった。また、PCの組み立てには参加しない両親や兄弟の中には、エナジーデバイス事業部の専任講師による手作り電池教室に参加する家族もいた。
組み立て作業は、午前11時30分に終了。その後、工場内の検査施設の見学や、電動ドライバーの体験などを、午後2時30分からは梱包作業を行ない、午後3時分には全てのスケジュールが終了した。
閉校式では、パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部神戸工場・清水実工場長が挨拶。「電源を入れて起動した時の感動は大きなもの。モノづくり体験がいい思い出になったのではないかと思う。完成したLet’snoteをぜひ使い倒してほしい。また、Let’snoteの中には約2,000点の部品が入っているが、これらは世界中の多くの人の努力によって作られたものであることを知ってほしい。また、神戸工場はどこに負けないモノづくりをしており、日本のモノづくりに関心を持ってほしい」などとした。
手作りLet'snote工房2013の様子を写真でみてみよう。