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日本HP、Windows 8タブレット「ElitePad 900」向けにキーボードジャケットなどを提供予定

ElitePad 900
発売時期未定

価格未定

 日本HPは、2012年10月18日に発表したWindows 8タブレット「ElitePad 900」に、新たなオプション品の提供を計画していることを明らかにした。

 まだエンジニアリングサンプルの段階で、詳しい仕様は明らかにされていないほか、発売時期や価格についても未定としている。

 予定しているのは、「ハンドル付きプロテクションケース」、「キーボードジャケット」、「マルチ・タブレット充電モジュール」の3オプション。

 「ハンドル付きプロテクションケース」は、ElitePad 900用のケース裏面に360度回転するハンドルを取り付けたもの。工事現場など両手がふさがると困る利用シーンで、片手でも持ちやすくするために用意される。

 「キーボードジャケット」は、ElitePad 900専用に設計されたキーボード付きジャケットで、スタンドとしても利用できる。チルトは3段階に調整が可能。背面にはUSBやSDカードスロットなども搭載している。

ElitePad 900を取り付けた「キーボードジャケット」。キーボードは英語配列
スタンドとして機能し、3段階に角度調整が可能
ジャケットを閉じた状態。カメラ部は開口している
背面にはUSB×2とSDカードスロットのほか、拡張ドック用と思われるポートも備えている

 「マルチ・タブレット充電モジュール」は、10台のElitePad 900を同時に充電できるボックス。ElitePad 900を共有デバイスとして複数人で利用するなど、常に充電をしておきたい利用シーンを想定しているという。また、フロントには鍵を備えることでセキュリティの高い保管用途としても役立つオプションとしている。

 構造は単純で、内部にタブレットを立てかけるための仕切り板を備え、背面側に10口の電源タップを装備。ケーブルを配線して収納したElitePad 900に接続するだけ。シンプルな構造なので、ElitePad 900以外のタブレット製品や、本体の薄さ次第だがUltrabookなどのノートPCでも利用できそうだ。

内部はElitePad 900を10台収納するために仕切り板で区切られる。扉には鍵も備える
背面部に10口のタップを内蔵。ACアダプタを接続して、内部にケーブルを取り回すだけの構造なので汎用性は高い

(多和田 新也)