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テックウインド、Xeon Phi搭載サーバーを2月初旬に発売
(2013/1/28 12:31)
テックウインド株式会社は、Xeon Phiをあらかじめ搭載したインテル製サーバーシステム「インテル S2600G2ベース・サーバー・ソリューション」を2月初旬に発売する。価格はオープンプライス。
Xeon Phiは米Intelが2012年11月に発表したHPC向けのコプロセッサ。2013年1月28日のグローバル出荷を発表していたが、今回国内での発売が明らかとなった。Xeon Phi 5110Pの主な仕様は、倍精度浮動小数点数ピーク性能が1.011TFLOPS、コア数が60、キャッシュ容量が30MB、クロックが1.053GHz、GDDR5メモリ速度が5GT/sec、ピークメモリ帯域が320GB/sec、メモリ容量が8GB、TDPが225Wとされている。
テックウインドのスターターキットは、Intel製の2Uラックマウント型サーバーシステム「R2308GZ4GC」をベースとしている。CPUはXeon E5-2620(2GHz)を2基搭載し(1CPUあたり6コア/12スレッド)、マザーボードは「S2600GZ」(チップセットはIntel C600)、メモリはDDR3-1600 ECC Registered DIMM 4GBを8枚(合計32GB)、ストレージはIntel SSD 520(240GB)を搭載する。
インターフェイスは、USB 2.0×5、ミニD-Sub15ピン×2、シリアルポート、Gigabit Ethernetなどを備える。電源は750W×2。