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ファーウェイ、耳掛けオープン型や旗艦モデルなどイヤフォン新製品。メガネ型デバイスの新モデルも

HUAWEI FreeArcとHUAWEI FreeBuds Pro 4

 ファーウェイ・ジャパンは7日、完全ワイヤレスイヤフォンの新製品として、耳掛けオープン型の「HUAWEI FreeArc」や、フラグシップモデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 4」を発表した。

 HUAWEI FreeArcは、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを開始した。実売予想価格は1万8,800円前後の見込みだが、同サイトにおいて1万4,100円から製品を入手できる。

 HUAWEI FreeBuds Pro 4は本日7日より発売し、価格は2万8,800円。

HUAWEI FreeArc

HUAWEI FreeArc

 HUAWEI FreeArcは、同社初の耳掛けオープン型を採用し、世界に先駆けて日本で発表された完全ワイヤレスイヤフォン。航空宇宙産業で使用される形状記憶合金のニッケルチタン合金ワイヤーと医療用液状シリコンカバーにより、柔らかく安定した装着感と快適な着け心地を両立する。

 人間工学に基づいた「C-bridge Design」により、激しい運動時でも外れにくく、イヤフォン単体の重量が約8.9gと軽量で長時間の装着に好適とする。また、「ゴールデンアングルサポート」により、耳に触れる3点が安定した三角形を描くように設計され、後ろ部分はしずく型で揺れにくく外れにくい形状になっている。

イヤフォン

 17×12mm高感度ダイナミックドライバユニットを搭載し、PU振動板によるパンチのある低音とチタンコーティングPEN振動板による豊かで解像度の高い高音を再現する。

 ネオジム磁石の使用により小型ながら迫力のある音も実現し、ラウドネス適応機能や専用アプリ「HUAWEI AI Life」でのサウンド効果選択、イコライジングにも対応する。

 音漏れを抑える逆音波システムや、2つのマイクと独自のAIアルゴリズムによるノイズ除去、毎秒約4mの風速での風切り音を低減できる防風設計、静かな場所に急に入った時に通話中の相手の音声を自動で下げて音漏れを防ぐ自動音量調整機能などを搭載する。

充電ケース

 防塵防滴性能は同社初のIP57で、運動中の汗や突然の雨も気にせずに音楽を楽しむことができる。Bluetooth 5.2で接続し、最大2台のデバイスに同時接続できる。専用アプリ「HUAWEI AI Life」でカスタマイズできるタッチコントロールも装備する。

 カラーはブラック、グレー、グリーンの3色を展開する。バッテリ駆動時間は単体7時間/ケース込みで28時間。急速充電にも対応し、約10分の充電で最大3時間音楽再生できる。本体サイズ/重量は、イヤフォン単体が約45.4×18.35×47.5mm/約8.9g、充電ケースが約67.8×67.8×26.5mm/約67g。

左からブラック、グレー、グリーン

HUAWEI FreeBuds Pro 4

HUAWEI FreeBuds Pro 4(左からホワイト、ブラック、グリーン)

 HUAWEI FreeBuds Pro 4は、フラグシップモデルの完全ワイヤレスイヤフォン。14Hzまでの低音に対応する11mmクアッドマグネットダイナミックドライバと、48,000Hzの高音をサポートするマイクロ平面振動板ドライバによる、独自のデュアルドライバを搭載する。

 両ユニットは「デジタルクロスオーバーテクノロジー」により、それぞれの周波数帯域の音を最適化する。高音質コーデックのLDACに対応し、ハイレゾ認証を取得している。

 形状記憶加工イヤーチップを新たに採用し、充電ケースに入れると自動的に最適なノイズキャンセリングパラメータが適用されることで、パッシブノイズキャンセリングが前モデル比で約30%向上している。

イヤフォン
形状記憶加工イヤーチップを同梱する

 また、シーンに合わせて切り替え可能なダイナミックアクティブノイズキャンセリング機能も搭載し、飛行機の離着陸や電車での移動時でも快適なリスニング体験を提供するという。

 3つのマイクと骨伝導VPUセンサー、独自のAIアルゴリズムによる通話ノイズリダクションにより、約100dBの大きな雑音のある環境や、毎秒10mの風速での風切り音の中でも通話が可能だという。

 デザインも刷新され、ケースはマットな質感のボディがゴールドで縁取られ、イヤフォンのステムには弦楽器からインスピレーションを得たシルバーストリングが施されている。

充電ケース
ステム部分は弦楽器からインスピレーションを得たデザインを採用

 Bluetooth 5.2で接続し、最大2台のデバイスに同時接続できる。専用アプリ「HUAWEI AI Life」でカスタマイズできるタッチコントロールも装備する。防塵防滴性能はIP54。

 カラーはブラック、グリーン、ホワイトの3色を展開する。本体サイズ/重量は、イヤフォン単体が約21.8×23.7×29.1mm/約5.8g、充電ケースは約65.9×46.9×24.5mm/約47g。バッテリ駆動時間は、ANCオン時で単体5時間/ケース込みで23時間、ANCオフ時で単体7時間/ケース込みで33時間。

オーディオグラス「Eyewear 2」の新モデルやイヤフォン「FreeClip」の新色も

HUAWEI Eyewear 2(ボストン型フルリム)

 同社は、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear 2」の新モデルや、イヤーカフのように装着するオープン型ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeClip」の新色も発表した。

 HUAWEI Eyewear 2では、ボストン型フルリムモデルを追加した。カラーはチタニウムシルバーで、価格は4万7,800円。

 OWNDAYSコラボの「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear 2」シリーズからは、新モデル「Titanium Edition」より、チタン製フロントを採用し、スクエア型をベースにしたフルリムとハーフリムの2タイプを各2色展開する。価格は3万7,800円。

OWNDAYS×HUAWEI Eyewear 2(Titanium Edition、ハーフリム)
OWNDAYS×HUAWEI Eyewear 2(Titanium Edition、フルリム)

 HUAWEI FreeClipでは、新色のローズゴールドを追加した。価格は2万7,800円。

HUAWEI FreeClip(ローズゴールド)

プロランナー「FreeArcでランニング人生を豊かに」

プロランナー 神野 大地さん

 同日に行なわれた新製品発表会では、プロランナーの神野 大地さんが登場し、HUAWEI FreeArcの使用感に関するトークセッションが行なわれた。

 神野さんはHUAWEI FreeArcについて、その軽量さと快適な装着感を絶賛し、ランニング中はもちろん、長時間使用しても不快感がないことを高く評価した。また、オープン型でありながらもしっかりと耳にフィットするため、スピードを上げても落ちる心配がなく、安全に音楽を楽しめると語った。

 ランニング中の安全性についても言及し、周囲の音や足音を聞きながら音楽を楽しめる点を本製品のメリットとして挙げた。IP57レベルの防水機能については、運動中の汗や突然の雨にも対応できるため、安心して使用できるとコメント。

 バッテリについては、10分の充電で約3時間使用できるため、フルマラソンでも十分に使えると述べた。音質や音漏れについても、臨場感のある音楽を楽しめるだけでなくランニング中でも通話ができるため、その機能性を高く評価した。

 神野さんは、HUAWEI FreeArcとともにランニング人生を豊かにしてほしいとメッセージを送った。

HUAWEI FreeArcを装着して走るデモも行なわれた