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FILCO、静電気耐性を強化したキーボードを発売

上がフルサイズモデル、下がテンキーレスモデル

 ダイヤテックは、FILCOブランドから静電気放電に対する耐性試験である国際標準規格「IEC61000-4-2」のレベル4に対応したキーボード「DFKB-ESD」シリーズを法人向けに発売した。フルサイズモデルとテンキーレスモデルの2タイプを展開する。

 IEC61000-4-2では静電気への耐性を4つのレベルに分け、最大レベルで接触放電8kV、気中放電15kVと規定している。DFKB-ESDシリーズでは、IEC61000-4-2の最大レベルの約2倍の接触放電20kV、気中放電30kVを規定値とした。静電気耐性が要求される医療現場や産業機器に適しており、小ロットの要望にも対応するとしている。

 共通する仕様として、キースイッチはCHERRY MXスイッチを採用、キー印字はレーザー刻印、キーピッチは19mm、キーストロークは4~3.7mm±0.5mmでキースイッチの種類による。いずれも日本語配列/英語配列に対応。

 フルサイズモデルの本体サイズは440×138×38mmで、スタンド使用時は高さが49mmになる。重量は1.2kg。

 テンキーレスモデルの本体サイズは360×138×38mmで、スタンド使用時は高さが49mmになる。重量は1kg。