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要注意。Wordでファイルを保存すると、逆に削除される不具合

 Microsoftは3日、文章作成ソフト「Word」のバージョン2409において、保存後にファイルが削除される不具合があると報告した。

 これによると、バージョン2409でファイル名に大文字の拡張子(.DOCXや.RTF)、または「#」が含まれており、Wordを閉じる際のプロンプトに沿ってファイルの変更を保存した際に発生するという。

 同社では不具合の詳細を調査するとともに、以下の3つの回避策を紹介している。

  • 削除されたファイルをゴミ箱から検索して復元する
  • 手動で変更を保存した上で、Wordを閉じる(Wordを閉じる際のプロンプトを使って保存をしない)
  • 「ファイル」→「オプション」→「保存」内の「キーボードショートカットを使ってファイルを開いたり保存したりするときにBackstageを表示しない」を有効にする