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個人向けの買い切り版「Office 2024」が登場

Office 2024

 米Microsoftは1日(現地時間)、オフィスソフト「Office 2024」を発表した。日本では2日に発売となる。

 Word/Excel/PowerPoint/OneNoteおよびOutlookからなる買い切り型の個人向けオフィススイート。価格は、Outlookライセンスを含む「Office Home & Business 2024」が3万9,982円、Outlookを除く4つのアプリが利用可能な「Office Home 2024」が3万1,343円。いずれもWindows/macOSに対応し、商用利用が可能。インストール台数は2台まで。

 主な変更点として、Excelでは書式を変更せずに画像を挿入できる「IMAGE」関数を追加したほか、複数のワークブックを開いている場合のパフォーマンスを向上させた。

 PowerPointの新機能としては、スライドにライブカメラ映像を直接埋め込める「カメオ」機能、ナレーション/アニメーション/トランジション/ペン入力を記録できる「レコーディングスタジオ」機能が利用できる。OneNoteはペン入力機能を改善した。

 Outlookでは検索機能を強化したほか、アクセシビリティの自動チェックが行なえるようになっている。

ExcelではIMAGE関数を追加
PowerPointは映像埋め込みやペン入力の記録などが可能になった
Outlookは検索機能やパフォーマンスを向上