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Metaから新型MRヘッドセット「Quest 3S」。処理性能はQuest 3相当の廉価版

Quest 3S

 Metaは、MRヘッドセット「Quest 3S」を10月15日に発売する。容量は256/128GBを用意しており、価格は前者が6万4,900円、後者が4万8,400円。26日から予約注文を受け付けている。

 2023年に発売した「Quest 3」の廉価版。SoCにQuest 3と同じSnapdragon XR2 Gen 2を採用しつつ、ディスプレイ解像度、リフレッシュレート、レンズ仕様を「Quest 2」相当とすることで価格を抑えている。

 接眼部分はQuest 3S専用に新規開発。通気性があり、動きの激しいゲームやエクササイズを快適に行なえるとしている。

 機能面では、フルカラーのパススルーやユーザー周囲の物理空間スキャン、航空機内や列車内でのトラッキングを改善する「トラベルモード」なども引き続き利用できる。

 主な仕様は、メモリ8GB、解像度が1,832×1,920ドット、リフレッシュレートは90Hzまたは120Hz、視野角は水平90度/垂直90度、色域はsRGB 100%。レンズの光学系はフレネルレンズで3位置IAD調整となっている。

 電池容量は4,324mAhで稼働時間の目安は約2.5時間。

 なお、Quest 3Sの発売にともない「Quest 2」と「Quest Pro」の販売を終了することが発表された。年内は販売を続けるが、在庫限りとなる。Quest 3については値下げを実施。512GBモデルは8万1,400円、128GBモデルは6万9,300円となるが、128GBモデルについては在庫がなくなり次第販売を終了する。

 また、2025年4月30日までにQuest 3シリーズの製品を購入すると、特典としてサブスクリプションサービス「Meta Quest+」の利用権3カ月分とVRタイトル「バットマン:アーカム・シャドウ」が付属する。