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Ryzen 7 7840U搭載の7型クラムシェル「GPD WIN Mini」。WIN 2比で性能は6倍に!

WIN Mini

 GPD Technologyは24日(中国時間)、7型液晶を搭載したクラムシェル型のゲーミングUMPC「WIN Mini」を正式発表した。

 2018年に発売した「GPD WIN 2」の後継にあたる製品。多くのユーザーからの要望に応える形で投入された。WIN 2と同じ小型/クラムシェル/フルキーボード設計を踏襲しながら、Ryzen 7 7040シリーズの搭載で性能は実に“約6倍”になった。同社は「パームトップユーザーのために、初心を忘れず、クラムシェルを諦めることもない」という。

 最大の特徴は7型のLTPS液晶で、1,920×1,080ドットの解像度に加え120Hz表示もサポート。輝度は500cd/平方m、Corning Gorilla Glass 6を採用。AF+ARコーティングを施した。クラムシェルUMPCとして世界で初めてゲーミングクラスの液晶を備えたとしている。

 本体サイズは168×109×26mmで、重量は520gとポケットに収まるサイズにした。また、着脱可能なグリップには、ソニーの無線ゲームコントローラ「DualSense」の人体工学設計を取り入れ、中指でくぼみの部分を、薬指と小指で本体保持する姿勢とすることで、親指と人差し指の操作自由度を高めた。

 ホール効果を用いたジョイスティックで、押下によるL3/R3動作をサポート。なお、これまでホール効果を用いたジョイスティックは中心点付近のデッドゾーンが広いという課題を抱えていたが、チューニングによりニュートラルポジションの精度を高め、ほぼデッドゾーンを解消したという。

 また、これまでWIN 3やWIN Max 2シリーズではマクロボタンを底面に配置していたが、WIN Miniはキーボード面に配置。ユーティリティ「WinControls」を介してさまざまな設定が可能。

 バイブレーションは初めてデュアルリニアバイブレータを採用。回転するタイプと比較すると、振動を開始する時間と停止する時間を短縮できるほか、Z軸に対する振動もサポートすることで、ゲームの没入感を高めるとともに、低消費電力と騒音低減を実現したとしている。

 さらにDTS:X Ultraサウンドエフェクトの対応、WIN Max 2(2023)やWIN 4(2023)で導入されたOCuLinkポートの搭載なども特徴としている。なお、120Hz液晶の性能を活かすために、別売りのGPUドック「G1」と組み合わせて使うことを推奨している。

 WIN 2にはなかったタッチパッドが追加されたのも特徴で、4本指同時タッチもサポートする。キーボードは金属ドームによる方式でバックライト付き。さらに、3軸重力センサー/3軸ジャイロセンサー、リード160MB/sおよびライト120MB/sのmicroSDカードスロット、44.24Whのバッテリなども特徴。

 そのほか主な仕様は、CPUがRyzen 7 7840UまたはRyzen 5 7640U、メモリは16GBまたは32GB、SSDはM.2 2230で512GB~2TB(NVMe)を選択可能。