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「REALFORCE GX1」、キー動作点を細かく設定できるアップデート

 東プレ株式会社は、ゲーミングキーボード「REALFORCE GX1」のアクチュエーションポイントをより細かく設定できるようにするファームウェアとソフトウェアを12日にWebサイトで公開する。更新により、プレイヤーはより高速に入力をゲームに伝えられるという。

 今回公開されるファームウェアバージョンは「Ver.A0.12」、ソフトウェアバージョンは「Ver.3.2.0」。追加、改善された機能は6つとなっている。

 1つ目はキースイッチのオン位置を調整する「APC(Actuation Point Changer)設定」の進化で、従来は4段階設定だったものが、新ファームウェア/ソフトウェアではオン位置を0.1mm~3mmの間で、0.1mm刻みで30段階設定できる。

 2つ目は「Dynamic mode」機能の進化で、キースイッチのオンからオフ、オフからオンの動作点も0.1mm単位で設定できるようになった(従来は0.8/1.5/2.2/3mmの4段階のみ)。

 3つ目は「Kill Switch」機能の実装で、キャラクターの左右移動に使われるA/Dキーの同時入力が無効化され、後から押された片方の入力のみ有効になるというもの。これにより、FPSゲームで銃弾をまっすぐ飛ばすための「ステッピング」テクニックの操作性が向上するという。

 4つ目はイルミネーションの新しい点灯パターンの追加、5つ目はキーマップ入替におけるショートカットキー割り当ての対応、6つ目はAPC個別設定の変更手順の大幅簡略化となっている。

 ちなみに本アップデートが7月7日に発表されてから、想定を上回る注文でGX1が在庫切れとなった。