ニュース

Wi-Fi 6Eやバーチャルメイク機能など搭載の15.6型ノート「dynabook T9/W」

dynabook T9/W(プレシャスブルー)

 Dynabook株式会社は、CPUの刷新やWi-Fi 6Eへの対応を図った15.6型ノート「dynabook T」シリーズおよび「dynabook C」シリーズを発表した。どちらも16日より順次発売で、実売予想価格は前者が16万円~28万円半ば、後者が14万円台半ば~21万円台半ばの見込み。

dynabook Tシリーズ

 dynabook Tシリーズは、光学ドライブを搭載し、1台で動画視聴からWeb会議まで幅広く活用できるオールインワンノートPC。15.6型と大画面ながら、狭額縁設計によってボディをコンパクトに抑えたという。

 CPUには第13世代Core UまたはPを搭載。独自のdynabookエンパワーテクノロジーやダブルファン冷却システム(一部機種のみ)により、処理性能が高い状態を維持できるとする。

 また、バーチャルメイクや背景ぼかし、顔トラッキングといった処理を施せる「CyberLink YouCam for dynabook」を搭載。Microsoft TeamsやGoogle Meet、Zoomに対応しており、Web会議時のカメラ映りを改善できる。そのほか、100GB分のOneDriveクラウドストレージやテクニカルサポートなどが使えるサブスクリプションサービス「Microsoft 365 Basic」も1年間無料で利用できる。

背面

 主な仕様は「dynabook T9/W」の場合、Core i7-1360P、32GB DDR4メモリ、1TB PCIe 4.0 SSD、15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、Blu-rayドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載。この機種のみWebカメラがWindows Helloの顔認証にも対応する。実売予想価格は28万円台半ばの見込み。

 「dynabook T7/W」の場合、Core i7-1360P、16GB DDR4メモリ、512GB PCIe SSD、15.6型フルHD非光沢液晶、Blu-rayドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は24万円台前半の見込み。

 「dynabook T6/W」の場合、Core i7-1355U、16GB DDR4メモリ、256GB PCIe SSD、15.6型フルHD非光沢液晶、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は21万円台半ばの見込み。

 「dynabook T5/W」の場合、Core i3-1305U、8GB DDR4メモリ、256GB PCIe SSD、15.6型1,366×768ドット非光沢液晶、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は16万円前後の見込み。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×3(T6/WおよびT5/Wは2基)、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは約361×244×23.8mm、重量は約1.98kg。バッテリ駆動時間はdynabook T9/WおよびT7/Wが約11時間、T6/WおよびT5/Wが約9.5時間。

dynabook T7/W
dynabook T6/W(サテンゴールド)
dynabook T5/W

dynabook Cシリーズ

dynabook C7/W(プレシャスブルー)

 dynabook Cシリーズは、光学ドライブを非搭載とすることで、薄さと軽さに比較的重点を置いた15.6型スタンダードノート。こちらも狭額縁設計を採用している。

 CPUは第13世代Core Uのみの採用となるが、独自のdynabookエンパワーテクノロジーはdynabook Tシリーズと同様に搭載。Wi-Fi 6Eをサポートし、対応環境ではより快適な通信が行なえるとする。また、Web会議向けのCyberLink YouCam for dynabookや、Microsoft 365 Basicも標準で備える。

背面

 主な仕様は「dynabook C7/W」の場合、Core i7-1355U、16GB DDR4メモリ、512GB PCIe SSD、15.6型フルHD非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は21万円台半ばの見込み。

 「dynabook C6/W」の場合、Core i5-1334U、8GB DDR4メモリ、256GB PCIe SSD、15.6型フルHD非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は18万円台半ばの見込み。

 「dynabook C5/W」の場合、Core i3-1305U、8GB DDR4メモリ、256GB PCIe SSD、15.6型1,366×768ドット非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は14万円台半ばの見込み。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは約361×244×19.9mm、重量は約1.77kg。バッテリ駆動時間は約9.5時間。

dynabook C6/W(サテンゴールド)
dynabook C5/W(プレシャスシルバー)