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AMD、Zen 4/RDNA 3採用のポータブルゲーム機向けCPU「Ryzen Z1」。ROG ALLYが初搭載

Ryzen Z1

 米AMDは、Zen 4アーキテクチャのCPUと、RDNA 3アーキテクチャのGPUを組み合わせたポータブルゲーム機向けCPU「Ryzen Z1」シリーズを発表した。初の搭載ゲーム機は、ASUSが4月1日に発表した「ROG ALLY」となる。ROG Allyの発売時期や価格は5月11日にASUSから発表があるという。

 Zen 4アーキテクチャによる効率性で高い性能をポータブルで実現。また、GPUも最新のRDNA 3となっているため、グラフィックス性能を必要とする最新ゲームもスムーズにプレイできるという。Radeon Super Resolution、Radeon Chill、Radeon Image Sharpening、AMD Linkなどの機能も利用できる。

 SKUは2種類用意されており、上位の「Ryzen Z1 Extreme」は8コア/16スレッドのCPU、12CUを内蔵したGPU、24MBのキャッシュを搭載する。

 一方、下位の「Ryzen Z1」は6コア/12スレッドのCPUと、4CUを内蔵したGPU、22MBのキャッシュを備える。

 両SKUともにUSB4規格に対応するほか、LPDDR5およびLPDDR5Xメモリに対応。TDPは15~30W。動作クロックなどの情報は非公開となっている。