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AMD、据え置き機並みの性能を謳うポータブルゲーミングPC向け「Ryzen Z2」
2025年1月7日 04:45
AMDは、ポータブルゲーミングPC向けCPU「Ryzen Z2」シリーズを発表した。2025年第1四半期にはパートナーから製品が投入される見込みで、Legion Go、ROG Ally、Steam Deckシリーズなどから採用製品が登場するという。
据え置きゲーム機並みの性能を手持ちサイズで実現できるとしており、前世代より高性能かつ長時間のバッテリ駆動が可能で、同社の提供するゲーム向け技術も併用することで、より高品質なグラフィックス表現を実現できるという。なおGPUは最上位のモデルの場合、RDNA 3.5ベースのものを採用する。
ラインナップは従来から1つ増えて、計3種類を用意。主な仕様は上位の「Ryzen Z2 Extreme」の場合、コア数が8基、スレッド数が16基、最大クロックが5GHz、キャッシュが24MB、CU(GPUコア)が16基(RDNA 3.5ベース)、cTDPが15~35W。
中位の「Ryzen Z2」の場合、コア数が8基、スレッド数が16基、最大クロックが5.1GHz、キャッシュが24MB、CUが12基(RDNA 3ベース)、cTDPが15~30W。
下位の「Ryzen Z2 Go」の場合、コア数が4基、スレッド数が8基、最大クロックが4.3GHz、キャッシュが10MB、CUが12基(RDNA 2ベース)、cTDPが15~30W。
モデル名 | コア/スレッド数 | CPUクロック (ベース/ブースト) | キャッシュ | GPU | CU数 | cTDP |
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Ryzen Z2 Extreme | 8/16 | 2GHz/5GHz | 24MB | RDNA 3.5ベース | 16基 | 15~35W |
Ryzen Z2 | 8/16 | 3.3GHz/5.1GHz | 24MB | RDNA 3ベース | 12基 | 15~30W |
Ryzen Z2 Go | 4/8 | 3GHz/4.3GHz | 10MB | RDNA 2ベース | 12基 | 15~30W |
【お詫びと訂正】初出時にRyzen Z2のCU数を「16基」としておりましたが、正しくは「12基」となります。お詫びして訂正いたします。