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ROGからハンドヘルドゲーミングPC「ALLY」登場。AMDのカスタムAPUを採用

 ASUSは、同社のゲーミングブランドROGより、初のハンドヘルドゲーミングPC「ALLY」を投入すると予告した。なお、発表自体は4月1日のエイプリルフールに行なわれたが、「嘘ではない」としている。

 液晶左右にコントローラを備えたスレート型のゲーミングPCで、AMDとの協業による最速のカスタムAPUの搭載が謳われている。このジャンルはValveの「Steam Deck」を始め、GPD、ONEXPLAYER、AYANEO、AOKZOEなどの中国メーカーから多数出てきているのだが、ついにゲーミングPCの王者とも言えるROGから投入されることとなった。

 液晶サイズなどは不明だが、動画を見るに7型前後であると推測される。説明によればフルHD解像度で、太陽光下でも視認しやすい明るさを確保しているという。またデュアルファンによる「ROG INTELLIGENTクーリング」を採用することで冷却性を高め、性能を保ちながら静かに動作するという。

 専用の外付けGPU「ROG XG Mobile eGPU」に対応しており、グラフィックス性能を向上させて、充電しながらTVなどの大画面でゲームをプレイすることができる。

 また、OSにWindowsを採用することが明らかにされており、ゲームの起動はASUS製品お馴染みのユーティリティ「Armoury Crate」を介して行なうことで、コントローラに適した操作になっているようだ。

 海外の著名テックYouTubeチャンネル「Linus Tech Tips」では既にプロトタイプの動画を公開しており、実際の投入も間近だろう。