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レノボ、第13世代Core/Ryzen 7000搭載でWebカメラを強化したThinkPad
2023年4月18日 12:12
レノボ・ジャパン合同会社は、CPUを第13世代CoreまたはRyzen 7000シリーズに刷新したThinkPadシリーズ13モデルを4月下旬以降より順次発売する。
新モデルでは、Webカメラを高画質化し、全機種1080p以上に対応可能となった。ThinkPad X1に搭載された人感検知対応MIPI接続のカメラは、TおよびXシリーズでも選択可能とした(500万画素)。
加えて、プライバシーシャッターを標準搭載する。さらに、カメラ関連ユーティリティ「Lenovo View」を強化し、映像調整だけでなく、ソーシャルハッキングを未然に防ぐプライバシーアラート、着席姿勢検知の機能をワンストップで制御可能とした。
さらにオンライン会議参加時のノイズキャンセリング機能「Dolby Voice」をはじめとするオーディオ機能の制御を「Lenovo Commercial Vantage」に統合し、使い勝手の改善を図った。
全製品でプラスチックフリーパッケージを標準採用し、再生由来素材の採用を大幅に拡大するなど、環境負荷を低減。米国国防省調達基準MIL-STD-810Hに準拠した堅牢性を備える。また、X1 Nanoを除く全モデルでWWANを搭載可能となった。
新筐体採用のX13シリーズ
新製品のうち「ThinkPad X13 Gen 4」と「ThinkPad X13 Yoga Gen 4」は小型/軽量化した新デザインに刷新。ディスプレイは16:10アスペクト比となり、4辺狭額縁により前モデルからフットプリントを削減した。
ThinkPad X13 Gen 4は、CPUにCore i3-1315U~Core i7-1365Uまで5つのCPUを選択できるほか、メモリは8GB/16GB/32GB、ストレージは256GB/512GB/1BT/2TBを選択可能。ディスプレイは1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応IPS(タッチ対応やブルーライト低減も選択可能)または2,880×1,800ドット表示対応OLED、OSはWindows 11 Proとなっている。価格は23万3,970円より。
インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.0×2、HDMI出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2などを搭載する。バッテリは3セルまたは4セル、駆動時間は最大約22.9時間。本体サイズは約301.7×214.8×16mm、重量は約1.09~1.12kg。
ThinkPad X13 Yoga Gen 4は、Core i5-1335U~Core i7-1365Uまで4つのCPUを選択可能となっているほか、メモリ最大32GB、ストレージ最大2TBまで選択可能。液晶はWUXGA表示13.3型となる。価格は26万370円より。
インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.0×2、HDMI出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2などを搭載する。バッテリは3セルまたは4セル、駆動時間は最大約22.6時間。本体サイズは約301.7×214.6×16.4mm、重量は約1.21kg~。
その他
そのほか、以下のモデルが用意される。
- ThinkPad X1 Carbon Gen 11:30万1,070円より
- ThinkPad X1 Yoga Gen 8:33万8,470円より
- ThinkPad X1 Nano Gen 3:32万1,970円より
- ThinkPad T14s Gen 4:24万8,270円より
- ThinkPad T14 Gen 4:23万670円より
- ThinkPad L13 Gen 4:17万8,970円より
- ThinkPad L13 Gen 4(AMD):17万8,970円より
- ThinkPad L13 Yoga Gen 4:20万9,770円より
- ThinkPad L13 Yoga Gen 4(AMD):19万4,370円より
- ThinkPad L14 Gen 4:16万5,330円より
- ThinkPad L14 Gen 4(AMD):15万4,330円より
- ThinkPad L15 Gen 4:17万8,530円より
- ThinkPad L15 Gen 4(AMD):15万6,530円より