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レノボ、Ryzen PRO搭載の14型/16型モバイルワークステーション

ThinkPad P14s Gen 4 AMD

 レノボ・ジャパン合同会社は、14型のモバイルワークステーション「ThinkPad P14s Gen 4 AMD」、16型の「ThinkPad P16s Gen 2 AMD」、「ThinkPad P16v Gen 1 AMD」を発表した。価格は順に25万8,500円から、21万6,000円から、27万1,000円から。発売日はThinkPad P14s Gen 4 AMDのみ9月5日で、そのほかは本日29日となっている。

ThinkPad P14s Gen 4 AMD/P16s Gen 2 AMD

 ThinkPad P14s Gen 4 AMDは、最小重量が約1.34kgで持ち運びもしやすい14型モバイルワークステーション。CPUにはRyzen 7 PRO 7840Uまたは5 PRO 7540Uを搭載する。ディスクリートGPUは非搭載だが、CPU内蔵のRadeon 780Mまたは740Mにより、優れたグラフィックス性能を発揮できるとする。

 メモリは最大64GB、ストレージは最大2TB PCIe SSDなどを内蔵可能。ディスプレイは2,880×1,800ドットの有機ELやWUXGA(1,920×1,200ドット)IPS液晶から選択でき、有機ELパネルについてはX-Rite Pantoneのファクトリー・カラー・キャリブレーションにも対応している。

 本体サイズは約317.7×226.9×17.9mm、重量は約1.34kgから。バッテリ駆動時間は最大約22.4時間。

ThinkPad P16s Gen 2 AMD

 ThinkPad P16s Gen 2 AMDは16型モデルにあたる製品で、CPUには同じくRyzen 7 PRO 7840Uまたは5 PRO 7540Uを搭載し、ディスクリートGPU非搭載となる。

 メモリは最大64GB、ストレージは最大2TB PCIe SSDなどを内蔵可能で、ディスプレイはWQUXGA(3,840×2,400ドット)の有機ELやWUXGA IPS液晶が選択できる。

 本体サイズは約361.98×255.5×20.5mm、重量は約1.7kgから。バッテリ駆動時間は最大約30.8時間。

 共通のインターフェイスとして、USB4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、HDMI、音声入出力などを装備する。

ThinkPad P16v Gen 1 AMD

ThinkPad P16v Gen 1 AMD

 ThinkPad P16v Gen 1 AMDは、15.6型モバイルワークステーション「ThinkPad P15v Gen 3 AMD」の後継機にあたる製品。デザインを刷新し、ディスプレイサイズも16型へと大型化した。

 最大でRyzen 9 PRO 7940HS、64GBメモリ、4TB PCIe SSDなどを搭載するほか、ディスクリートGPUとして、NVIDIA RTX 2000 Ada、RTX A1000、RTX A500も選べる。デュアルファン設計を採用しており、CPUとGPUを効率的に冷却し、性能向上を図っているという。

 ディスプレイはWQUXGAまたはWUXGAの16型IPS液晶を用意。前者については800cd/平方mの高輝度仕様で、X-Rite Pantoneのファクトリー・カラー・キャリブレーションにも対応している。

 インターフェイスは、USB4×2、USB 3.0×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、HDMI、SDカードスロット、音声入出力などを装備する。

 本体サイズは約365×262×24.66mm、重量は約2.2kgから。バッテリ駆動時間最大約20.5時間。