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iPadOS 16.1提供開始。アプリのウィンドウ表示や日本語テキスト認識が可能に

 Appleは、マルチタスク機能など強化の「iPadOS 16.1」を提供開始した。

 iPadOS 16.1では、アプリのグループ化やウィンドウ表示が可能となるステージマネージャ機能を追加。iPad Air(第5世代)、11インチiPad Pro(全世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)では、ウィンドウを重ねたり、サイズを変えることもでき、作業しやすいレイアウトを構築できる。年内実装予定となるが、iPad ProおよびiPad Airでは、最大6K解像度の外部ディスプレイと接続し、より広い作業領域も確保できる。

 ほかのユーザーとの写真共有機能を強化するiCloud共有写真ライブラリ機能も追加。特定の日や写真に写っている人をもとに、ライブラリ内に入れる写真を選択し、メンバー間で共有できる。共有ライブラリに加える写真を提案する機能も用意する。

 また、画像内から文字列を抽出できるテキスト認識機能が日本語に対応。一時停止した動画内のテキスト認識機能も加わった。表示サイズを調整できるスケーリング機能や天気アプリも追加している。さらにほかのユーザーとリアルタイムで共同編集可能なホワイトボード機能のフリーボードも年内に実装を予定している。

 そのほか、よりセキュアなサインインを提供するパスキー、Safariでタブを共有できる共有タブグループ、メールの送信取り消し機能、メッセージの送信取り消しや送信後の編集機能などの追加、ペアレンタルコントロール機能の強化なども行なっている。

主な更新内容