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速度差10倍以上になることも!SATA、PCIe 4.0/3.0のSSDを性能測定【動画で解説】

 PCのアプリのインストールやデータの保存に広く使われているSSD。HDDより大幅に高速というイメージがありますが、そのSSDにもSerial ATAやPCI Express 4.0 x4.0/3.0などさまざまな接続インターフェースに対応した製品が存在し、対応インターフェースによってその製品の性能は大きく左右されます。

【SSDの主な規格】
形状接続インターフェース速度
M.2PCI Express 4.0 x4約7.9GB/s
PCI Express 3.0 x4約3.9GB/s
Serial ATA(2.5インチ)Serial ATA(6Gbps)600MB/s

 実際の例を見てみましょう。このCrystalDiskMarkではPCI Express 4.0 x4対応のハイエンドモデルCrucial P5 PlusがSerial ATA対応のCrucial MX500に、シーケンシャルリード(連続読み出し)性能で10倍を軽く越える性能差を見せています。

 また、PCI Express 4.0 x4対応モデル同士、PCI Express 3.0 x4対応モデル同士でも大きな性能差があることも分かります。製品グレードによる性能の違いです。

 インターフェースや製品グレードによる性能の差はどれほどなのでしょうか? 今回は、幅広いラインナップを持つMicronのCrucialブランドのSSDを用いてさまざまなベンチマークソフト、アプリ、ゲームなどで性能を実際に比較し、分かりやすく動画で解説してみました。

SSDの規格ごとの性能差を実測!PCIe 4.0/3.0 x4、Serial ATA【Crucial製品全7モデルでテスト】

 比較したのは以下の7製品。この秋登場したばかりの最新アッパーミドルレンジモデルCrucial P3 Plusと、最新ミドルレンジモデルCrucial P3も評価に加えています。新製品の性能が気になる方も参考にしてください。

比較した製品

  • Crucial P5 Plus(PCI Express 4.0 x4)
  • Crucial P3 Plus(PCI Express 4.0 x4)
  • Crucial P5(PCI Express 3.0 x4)
  • Crucial P3(PCI Express 3.0 x4)
  • Crucial P2(PCI Express 3.0 x4)
  • Crucial MX500(Serial ATA 3.0)
  • Crucial BX500(Serial ATA 3.0)
PCI Express 4.0 x4に対応したCrucial P3 Plusと 3.0 x4に対応したP3も合わせて評価。インターフェース規格の差だけでなく、製品グレードによる速度の違いも確認できます
ベンチマーク結果だけ知りたい方はこちらから※YouTubeが開きます
各製品の情報を知りたい方はこちらから※YouTubeが開きます
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