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ASUS、“お金で買える最高のビデオカード”「ROG Strix GeForce RTX 4090」

ROG Strix GeForce RTX 4090

 ASUSは、GeForce RTX 40シリーズを搭載したビデオカード6機種を発表した。GeForce RTX 4090、4080 16GB、4080 12GBの3種類で、それぞれに「ROG Strix」と「TUF Gaming」を用意する。

 このうち「ROG Strix GeForce RTX 4090」は“お金で買える最高のビデオカード”を謳っており、12+4フェーズの電源(実質24+4フェーズ相当)、3.5スロットの大型冷却機構を採用。ダイキャストメタルフレーム、シュラウド、バックプレートによって剛性を高めたほか、カード背面にパススルーベントを備えエアフローを高めた。

 冷却部分に関しては、ヒートパイプが埋め込まれた形のベイパーチャンバー、4本の8mm径+3本の6mm径のヒートパイプ、従来から30%広い放熱面積を持つヒートシンクなどにより冷却性を高め、500Wの負荷がかかった場合、従来の設計よりも5℃の温度低下を実現。ファンも改善し、従来から気流が23.8%、風圧が19.3%向上し、電力を維持しながらGPU温度と騒音を前世代と同レベルに維持できたとしている。

 また、Aura Sync対応のARGBテールライト、2つのFanConnect II対応ヘッダーによる、GPU Tweak IIIソフトウェアを介したファン制御、低負荷時にファンを停止させる0dBテクノロジーなどを搭載する。

ROG Strix GeForce RTX 4090

 TUF Gaming GeForce RTX 4090は3.65スロット占有と、厚みはやや増すもののカード長は348mmと少し短くなり、ケース互換性高くなっている。ベイパーチャンバーはヒートパイプ埋込み型ではないが、5本の8mm径+3本の6mm径ヒートパイプや、従来モデルと比較して35%広い放熱面積で冷却性を高めている。

TUF Gaming GeForce RTX 4090