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新コーデック採用で低電力/高音質となった「LE Audio」の仕様が確定

 Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は12日(米国時間)、低消費電力で高音質名音声伝送を実現する「LE Audio」の仕様が定まったと発表した。あわせて、LE Audio対応製品の認証も開始した。

 LE Audioでは、ワイヤレスオーディオ性能向上のほか、補聴器のサポート、複数人で同時に聴くといった用途に活用できるAuracastへの対応などを実施。新音声コーデック「LC3(Low Complexity Communication Code)」を採用し、従来のSBCと比べて50%低いビットレートでも高い音質が実現できるとしており、低消費電力と高音質を両立できるとしている。加えてHD Voice+などの高音質通話もBluetoothヘッドセットで利用可能になる。

 対応製品は今後数カ月中に市場に投入される見込み。