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NEC PC、カーボン採用で4辺狭額縁な14型軽量ノート「LAVIE NEXTREME Carbon」

LAVIE NEXTREME Carbon(ペールゴールド)

 NECパーソナルコンピュータ株式会社(NEC PC)は、新ブランドとなる「LAVIE NEXTREME」から、14型軽量モバイルノートPC「LAVIE NEXTREME Carbon」を発表した。量販店モデルは上位「XC950/D」、中位「XC750/D」、下位「XC550/D」の3モデルを用意し、発売は2月10日を予定している。実売予想価格は順に28万280円前後、25万8,280円前後、23万780円前後の見込み。

 ブランド名は次世代を意味するNEXTと、最高を意味するEXTREMEに由来する。ユーザーに次世代の最高の体験を提供することをコンセプトとしており、既存のLAVIEブランドよりさらにスタイリッシュでイノベーティブな製品を展開していくという。

 LAVIE NEXTREME Carbonはこの第1弾製品となり、ユーザーのライフスタイルやワークスタイルをより最高な体験に変える製品として開発。様々な場所での利用やオンラインミーティングなどを想定した機能強化を図り、ユーザーの生産性向上を実現できるとしている。

 製品名にもあるように、筐体にはカーボン素材を採用。天板面には東レが開発した丈夫な新構成カーボンを、底面には剛性を保ちつつも熱伝導性や振動低減性に優れたカーボンをそれぞれ使用している。

 面耐圧150kgf、76cmからの落下試験に加え、MIL-STD 810H準拠の耐久テストにもクリア。重量は最軽量モデルで883gに抑えつつ、約24時間の長時間駆動を実現している。

天板(ペールゴールド)

 ディスプレイは縦横比16:10の14型1,920×1,200ドット(WUXGA)液晶で、4辺狭額縁デザインを採用。13.3型のLAVIE Pro Mobileと同等の筐体サイズながら、より大きく広い作業領域を確保した。

 ミーティング機能ではYAMAHA AudioEngineを強化。エアコンの動作音といった定常的なノイズに加え、新たにキータイプ音などにも対応した。また、仮想ドライバ方式を採用することで、あらゆるWeb会議アプリでノイズ抑制が利用可能となった。さらに、映像に美肌効果やバーチャルメイクなどを施せるユーティリティYouCamも標準で搭載している。

 そのほか、一部モデルのキーボードに調光機能付きバックライトを内蔵。上位モデルではNano SIMおよびeSIMによるLTEモデムも搭載し、直販では5Gモデムも選択可能となっている。また、紛失防止機能のMAMORIOや覗き見検知機能のLAVIEプライバシーガード/アラート機能も装備する。

メテオグレー
天板(メテオグレー)

 量販店モデルの主な仕様は、上位および中位モデルの場合、Core i7-1195G7、16GBメモリ、512GB PCIe SSD、14型1,920×1,200ドット非光沢IPS液晶、Windows 11 Homeなど。

 下位モデルの場合、Core i5-1155G7、8GBメモリ、512GB PCIe SSD、14型1,920×1,200ドット非光沢IPS液晶、Windows 11 Homeなど。

 インターフェイスはほぼ共通で、Thunderbolt 4×2、USB 3.1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5、HDMI、フルHD Webカメラ(プライバシーシャッター付き/Windows Hello顔認証対応)、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。上位モデルのみLTE対応で、Nano SIMカードスロットを装備。下位モデルはキーボードがバックライト非搭載となる。

 本体色は上位モデルがペールゴールドのみ、中位/下位モデルがペールゴールドとメテオグレー。サイズは3モデルともに313×218×17.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は上位から順に、約937g、約891g、約883gとなる。バッテリ駆動時間はすべて約24時間。

 そのほか直販モデルでは、最大2TB SSDや5Gモデム、指紋認証センサー、Windows 11 Proなどが選択可能となっている。