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Windows 11初の月次更新。Intel Killerソフトウェアとの相性問題を解消

 Microsoftは10月12日、Windows 11向けに初となる月次リリース「KB5006674」を配信開始した。

 このアップデートでは、Intelのネットワークソフトウェア「Killer」および「SmartByte」との間で生じる互換性の問題を解消する。具体的には、SmartByteを利用すると、特定の条件下でUDPパケットをドロップする可能性があり、Webサイトにおける読み込み速度が低下する、ビデオストリーミング速度が低下する、VPNが遅いといった問題があったが、今回のアップデートにより解消する。

 このほか、Windowsカーネルの脆弱性(CVE-2021-41336)や、Fast FATファイルシステムドライバの脆弱性(CVE-2021-41343)なども修正されている。

 なお、Windows 10向けにも脆弱性問題を修正した「KB5006670」が配信開始されている。