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Windows on Armもいける? Snapdragon 845搭載のポータブルゲーム機
2021年8月24日 10:38
中国AYN Technologiesは、クラウドファンディングサイトIndiegogo上において、コントローラを搭載したポータブルゲーム機「Odin」の出資を募っている。
3つのモデルがあり、製品を入手するための最小出資額は「Odin Lite」が1,363香港ドル(1万9,187円)、「Odin Base」が1,628香港ドル(2万2,917円)、「Odin Pro」が2,064香港ドル(2万9,055円)となっている。出荷はLiteが12月で、Base/Proが11月を予定している。
1,920×1,080ドット表示対応の5.98型IPS液晶ディスプレイを搭載し、左右にコントローラを備えたゲーム向けのデバイス。コントローラの操作を画面に反映させるためのソフトウェアが用意されており、多くのゲームがプレイできるとしている。
3モデルのうちBaseとProはSoCに旧ハイエンドにあたるSnapdragon 845を搭載。Androidが動作するほか、Windows on Armのオープンソースプロジェクトをサポートし、互換性のあるPCゲームも動作するという。一方LiteはMediaTekのSoCであるDimensity D900を搭載する。
また、ファンを備えたアクティブクーリング、エルゴノミクス設計のグリップ、アナログスティック周辺のLEDライト、バイブレータの内蔵、ドックの対応、ステレオスピーカー、アナログトリガーの搭載、独自のゲームランチャーなども特徴。
ドックはUSB 3.0ポートを5つ、HDMI出力を1基、Gigabit Ethernet、2.5インチSATA HDDベイを備えるほか、ニンテンドー64、またはゲームキューブのコントローラを接続するためのインターフェイスが用意されている。
メモリおよびストレージ、バッテリは、LiteおよびBaseが4GB LPDDR4xと64GB UFS 2.1、5,000mAhで共通。Proは8GB LPDDR4xと128GB UFS 2.1、6,000mAhに強化される。標準のOSはBase/ProがAndroid 10、LiteがAndroid 11。
無線機能はBase/ProがWi-Fi 5とBluetooth 5.0で、LiteがWi-Fi 6とBluetooth 5.2。そのほか本体にMini HDMI出力、USB 3.1 Type-C、音声入出力などを搭載する。本体サイズは224×95×15mm(幅×奥行き×高さ、最薄部)。
本体色はLiteがホワイト/トランスペアレントブラック/トランスペアレントホワイト/コールドグレー、Base/Proがブルー/グリーン/レッド/ブラック/トランスペアレントパープル。