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Acer、XeonW-11955M+RTX A5000搭載のハイエンドノートなど
2021年5月27日 22:45
台湾Acerは27日(現地時間)、年次の新製品発表会「next@acer」を開催し、クリエイター向けのモバイルワークステーション「ConceptD」シリーズの刷新を発表した。
ConceptD 5
「ConceptD 5」は3,072×1,920ドット表示/DCI-P3 100%/PANTONE認証取得済みの16型液晶を搭載した製品。米国での価格は1,999.99ドルより。
第11世代Core HとGeForce RTX 3060を搭載したConceptD 5に加え、GPUをNVIDIA RTX A5000/A3000とした「ConceptD 5 Pro」も用意される。
メモリは最大64GB(DDR4-3200)、ストレージは最大2TBのPCIe 4.0 SSD(RAID 0対応)で、4Kビデオの編集、複数ディスプレイを駆使した2D/3Dレンダリング作業などに好適としている。3基の第5世代AeroBlade 3Dファンを搭載した「Vortex Flow」により高負荷時でも性能を維持するという。
このほか、6型のゴリラガラス採用タッチパッド、指紋センサー、Thunderbolt 4×2、SDカードリーダ、HDMI 2.1出力などを備える。
ConceptD 7 Ezel
「ConceptD 7 Ezel」および「ConceptD 7 Ezel Pro」は、同社独自のイーゼルヒンジによりタブレットに近い形態で利用可能な製品。米国での価格は2,499ドルより。前者はCore i7-11800HとGeForce RTX 3080 Laptop GPU、後者はXeon W-11955MとNVIDIA RTX A5000/A3000を搭載する。
メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBのPCIe SSD。こちらは4K表示/Adobe RGB 100%/PANTONE認証の15.6型液晶を備える。このほか、Thunderbolt 4、ゴリラガラス採用タッチパッドなどを搭載する。
ConceptD 3/ConceptD 3 Ezel
「ConceptD 3」は14型のクラムシェル、「ConceptD 3 Ezel」はそのイーゼルヒンジ採用版で、ミドルレンジ向け。米国での価格は1,599.99ドルより。第11世代Core Hプロセッサに加え、GeForce RTX 3050 Ti GPUを搭載する。
また、PCIe 4.0 SSD、Thunderbolt 4の搭載のほか、一部モデルではタッチディスプレイ、AESペンのサポートを提供。ディスプレイは1,920×1,080ドット表示/sRGB 100%/PANTONE認証となっている。
また、Core i7とNVIDIA T1200 GPUを搭載した「ConceptD 3 Pro」と「ConceptD 3 Ezel Pro」も用意される。