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Google Chrome、新バージョンでメモリ使用量を削減
2021年3月16日 15:43
Googleは、Webブラウザ「Google Chrome」の最新バージョン、M89で改善された機能をブログ記事で紹介している。
Windows版ではメモリ消費量と割り当てを改善し、ブラウザプロセスで最大22%、レンダラーで8%、GPUで3%、使用率を削減。ブラウザの応答性も最大9%向上したという。
macOS版でもメモリのフットプリントを縮小し、従来より最大8%メモリを削減するとしている。
Android版では、パッケージングとランタイムの最適化を実施した。これにより、リソースの枯渇によるクラッシュが少なくなり、メモリ使用量が5%向上し、起動時間が7.5%速くなり、ページの読み込みが最大2%速くなった。
また、8GB以上のメモリとAndroid 10を搭載した端末向けに64ビットバイナリとして再構築し、読み込みが8.5%高速になったほか、スクロールと入力が28%スムーズになったと謳う。
【お詫びと訂正】初出時に「4ビットバイナリ」としておりましたが、正しくは「64ビットバイナリ」です。お詫びして訂正させていただきます。
そのほか、「Freeze-Dried Tabs」と呼ばれる、スクリーンショットと同じくらいの軽さのタブを一時保存する機能も実装。これによりページにすばやくアクセスできる。