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Chromeに3件の重大な脆弱性。うち1件はすでに悪用を確認

 Googleは、WebブラウザGoogle Chromeの最新バージョン「89.0.4389.90」を公開した。Windows/macOS/Linux向けに今後数日から数週間かけて順次提供する。

 今回のバージョンでは、WebRTCおよびBlinkにおける解放後メモリ使用の脆弱性(CVE-2021-21191およびCVE-2021-21193、深刻度はともにHigh)、タブグループ機能におけるヒープバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2021-21192、深刻度はHigh)を含む、計5件のセキュリティ修正を実施している。

 なお、CVE-2021-21193については、すでに悪用の報告を受けているとしているため、早めにアップデートを適用してほしい。