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12月のWindows 10パッチで日本語IMEやThunderbolt SSD接続時の不具合が解消

~オーディオドライバによるブルースクリーンの問題は現在も調査中

 Microsoftは、Windows 10 バージョン2004/20H2における既知の不具合の一部について、修正が完了したと報告している。

 これらのバージョンでは、Thunderbolt接続のNVMe SSDを使用したさいにブルースクリーンが発生する不具合や、日本語および中国語IMEを利用する環境における複数の不具合が報告されていた。どちらの不具合についても12月1日にリリースされた「KB4586853」にて修正されている。

 前者については自動でのアップデートをブロックするセーフガードホールドが適用されていたが、不具合の解消により、12月11日をもってこれを解除。後者については、7月と9月に公開されたパッチで不具合の一部が修正されていたが、本パッチの適用で報告されていたすべての問題が解決される。

 なお、Conexant ISSTオーディオドライバを使用する環境にて、エラーやブルースクリーンが発生してしまう問題については、現在も調査中となっている。