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Windows 10でブルースクリーン発生の不具合。Thunderbolt SSD接続時に

〜手動OSアップデートを行なわないようにと注意喚起も

 Microsoftは、Windows 10のMay 2020 Update(20H1)および、最新のOctober 2020 Update(20H2)において、Thunderbolt接続のNVMe SSDを利用したさいに、ブルースクリーンが発生する不具合が起きていることを報告している。

 ブルースクリーンとともに、「DRIVER_VERIFIER_DMA_VIOLATION (e6) An illegal DMA operation was attempted by a driver being verified.」というメッセージが表示されるとのことで、Thunderboltポートを備えており、現在利用できるバージョンのstornvme.sysのドライバファイルを使用しているマシンが不具合の対象。アップデートパッチの提供は11月下旬予定で、現状回避策は示されていない。

 なお、現在はOSのバージョンが上がらないように、互換性維持のセーフガードが適用されており、November 2019 Update(19H2)以前のWindows 10では、バージョンアップのためのアップデートが止められている。ただし、手動でのアップデートは行なえてしまうため、Media Creation Tool等を使わないように呼びかけている。