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CEATEC 2020 ONLINE、初日にアクセス障害でお詫び

~最大で昨年比10倍の負荷。現在はサーバーを増強して復旧

 CEATEC実施協議会は20日、同日より開催中のIT技術展「CEATEC 2020 ONLINE」において、アクセス障害が起きていたことを報告・陳謝した。

 CEATEC 2020は、新型コロナウイルス感染症の流行と、感染予防の観点から、例年実施していた幕張メッセでの開催をとりやめ、初のオンライン開催を行なっている。開催初日にあたる20日は、9時30分から13時にかけて入場登録サイトに対するアクセスが集中し、入場登録と展示会場が正常に行なえない状態が続いていた。

 CEATEC実施協議会の発表によると、入場登録サイトに想定外のアクセスが行なわれたことから、高い負荷によって入場登録サイトとログインの連携が正常に動作しなくなったとしている。登録を求めるユーザーのリロード操作によって、最大時には昨年(2019年)度の10倍の負荷がかかったことで、復旧に時間がかかったという。

 今後の対応としては、入場登録サーバーを昨年度最大負荷時の4倍まで耐えられるよう増設したほか、各サーバーの処理数を増やせるチューニングを行なっている。また、ユーザーのログインについてはセッション管理方式に変更した。

 CEATEC 2020の会期は10月20日(火)~23日(金)。展示内容は、会期後も12月31日までオンデマンド配信を実施する予定となっている。