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Windows 10大型更新「May 2020 Update」が提供開始

Windows 10 May 2020 Update

 Microsoftは、Windows 10の最新大型アップデート「May 2020 Update」の配信を開始した。

 昨年(2019年)の11月に配信されたNovember 2019 Updateに続く半期に一度の大型アップデートであり、今回のMay 2020 Update(20H1)では、バージョンがこれまでの1909(Build 18363)から2004(Build 19041)に上がっている。

 標準的な入手方法はWindows Updateによる自動更新からだが、段階的なリリースとなるため表示されない場合がある。手動でいち早くインストールしたいなら、MicrosoftのWindows 10ダウンロードサイトにアクセスし、アップデートファイルをダウンロードして実行するか、同じサイト上で入手できるMedia Creation Toolを介してアップデート可能。

 May 2020 Updateでは、Cortanaアプリの独立化、Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)のパフォーマンスアップ、検索機能の強化など、あまり大がかりな更新内容は含まれていないが、Windows 10の使い勝手を向上させる改良がいくつか行なわれている。このほか、新グラフィックスAPIとなるDirectX 12 Ultimateが導入されているようだ。