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ASUS、VRM強化でOC向けのTRX40マザー「ROG Zenith II Extreme Alpha」

ROG Zenith II Extreme Alpha

 ASUSは、VRMを強化しオーバークロックに特化したTRX40マザーボード「ROG Zenith II Extreme Alpha」を27日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は83,500円前後の見込み。

 CPUの省電力モードから高負荷モードへの瞬時の移行に対応できるよう、VRMにチーム化されたInfineon製「TDA2149」による16のパワーステージを採用し、低遅延で電力供給が行なえるデザインを採用。1ステージあたり90Aの出力が可能で、従来モデルと比較してオーバークロック時の安定性を向上させた。

 また、VRMヒートシンク内にはカスタムのDelta Superfloファンを搭載し、60℃以上の温度になると動作。500W以上の持続的な消費電力を処理できる。加えて、チップセットヒートシンクにも60℃以上で動作するファンを備える。

 Ryzen Threadripperの64レーンのPCI Expressを活用すべく、最大20のPCI Expressデバイスを同時接続可能。このうちすべてのx16およびM.2スロットはPCIe 4.0で配線されている。また、10Gigabit Ethernet、およびWi-Fi6、USB 3.2 Gen2x2などを備える。

 このほか、Aura SyncによるRGBイルミネーション、SuperemeFXによる高音質オーディオなどが特徴。

 フォームファクタはExtended ATX。ソケットはsTRX4で、第3世代Ryzen Threadripperをサポート。チップセッはトTRX40。メモリはDDR4-4733×8で、最大256GBに対応。拡張スロットはPCI Express x16形状×4、M.2×5(うち2基はSO-DIMM.2拡張カード利用)、ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×8。

 背面インターフェイスはUSB 3.2 Gen2x2(Type-C)、USB 3.1×7(うち1基はType-C)、USB 3.0×4、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、10Gigabit Ethernet、音声入出力などを搭載する。