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TCLによるBlackBerry端末の生産が8月で終了。サポートは2022年まで

写真はBlackBerry 8707h

 TCL Communicationは3日、BlackBerryとの契約終了にもとづき、「BlackBerry」ブランドを冠した端末の製造を2020年8月31日で終了するとTwitterで発表した。

 8月31日以降、TCL Communicationは新しいBlackBerryモバイル端末に関するいっさいのデザイン、製造、および販売に関する権利を所有しなくなる。ただすでに販売したデバイスに対する保証やサービスは2022年8月31日まで継続するとしている。

 BlackBerry MobileのTwitterでは、TCLやそのほかのパートナー、そしてすべてのファンに向け感謝のメッセージを残している。

 BlackBerryは2016年9月にハードウェア製造からの撤退を表明し、ソフトウェアに注力していた。このさいにBlackBerryのソフトウェアやサービス、関連ブランド資産をTCLにライセンス提供していた。TCLによって製造した最初のBlackBerry端末は2017年の「BlackBerry KEYone」となっている。