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2億6,700万ユーザーの名前と電話番号がFacebookから流出
~SMSスパムなどに使われる可能性
2019年12月21日 11:13
テクノロジー調査会社のComparitechは19日(現地時間)、Facebookの約2億6,700万ユーザーのIDと名前、電話番号などが流出し、ネット上で誰からも閲覧可能であったことを報じた。
これは同社のパートナーであるセキュリティ研究者のBob Daichenko氏が発見したもので、12月4日にデータベースがインデックス化され。12日にハッカーのフォーラムにダウンロード可能な状態で投稿されたことを発見。14日に同氏がデータベースのサーバーを保有するISPに報告したところ、19日にはアクセスできなくなったことが確認された。
データベースには、合計267,140,436人のFacebookユニークID、電話番号、名前、タイムスタンプなどが含まれている。このため、犯罪グループのスパムのSMSに使われる可能性があるとしている。
流出した経緯は不明だが、Comparitechは2018年にFacebook API経由で電話番号にアクセスできる制限を設けた以前に流出した可能性を指摘しており、Daichenko氏によればベトナムの犯罪者によるFacebook APIの乱用の結果である可能性が高いとしている。