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Googleのクラウドゲーミングサービス「Stadia」が11月19日よりサービスイン

Stadia Founder's Edition

 米Googleは15日(現地時間)、ニューヨークで新製品発表会を開催し、クラウドゲーミングサービス「Stadia Pro」を11月19日より14カ国でサービス開始すると発表した。なお、日本は含まれない。

 Stadiaはクライアント側の操作をクラウド側に転送し、クラウド側でゲームをレンダリング/処理、そのあと映像や音声をストリーミング配信する。Chromeブラウザが動作する端末であればよいため、ローエンドなPCやスマートフォン、Chromecastなどでも、従来ハイエンドクラスのPCが必要としていた3Dゲームをプレイできる。

 Googleではこのサービス開始にあわせ、「Chromecast Ultra」とナイトブルー色の「Stadia Controller」をセットにした「Stadia Founder's Edition」をGoogle Store限定で受注開始した。価格は129ドルとなっている。

 なお、Stadiaのサービスは無料版と、毎月9.99ドルの「Pro」版がある。前者は1080p/60fps/ステレオに制限され、遊びたいゲームを購入する仕組み。提供は2020年となる見込み。後者は4K/60fps/5.1サラウンドで利用でき、遊びたいゲームを購入するほかに、いくつかのゲームが追加費用なしでプレイできるようになる。また、Proユーザー向けのゲームのディスカウントも提供される。今回サービスインするのは後者だ。

 発表会ではこのほか、スマートスピーカーの機能をポイント側に統合した新メッシュWi-Fiルーター「Nest Wifi」、100%再生プラスチックを用いて作られ、スピーカーの改善などが図られた「Nest Mini」も同時発表された。価格は前者が149~349ドル、後者が49ドル。

Nest Wifi
Nest Mini