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Googleのクラウドゲーミング「Stadia」提供終了。全額返金へ

 Googleは29日(米国時間)、同社が2019年11月より展開してきたクラウドゲーミングサービス「Stadia」について、2023年1月中旬をもって提供を終了すると発表した。

 現在サービスを利用しているユーザーは、2023年1月18日まではゲームライブラリへのアクセスとプレイが可能。同社ではユーザーに対して感謝を伝えるとともに、2023年1月中旬を目処に、Google Storeを通じて購入した全Stadiaハードウェア、およびStadia内で購入したすべてのゲームとアドオンを対象として、その全額を各ユーザーに返金するとしている。

 同社は、Stadiaで培った技術について、ゲームだけでなくYouTubeやGoogle Play、ARなどさまざまな技術に応用できるとしたうえで、今後もゲームに対して深くコミットし、開発者やパートナー、クリエイターなどを支える新たなツールや技術、プラットフォームなどへの投資を進めていくとしている。

 Stadiaは、同社が2019年3月に発表し、同年11月より正式に提供を開始したクラウドゲーミングサービス。日本は提供開始当初から今に至るまで、サービス対象地域に含まれていない。