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等身大AIキャラクターで会話ベースの案内が可能な立体サイネージ「インフォロイド」
2019年8月6日 15:01
株式会社イージェーワークスは5日、AIキャラクター立体サイネージ「インフォロイド」の正式サービス提供を開始した。初期導入費用は300万円から。
「インフォロイド(inforoid)」は、大型透過ディスプレイを採用した等身大キャラクターとの対話による立体的AIインフォメーションサービス。キャラクターのプロフィールや現在時間、トイレや売店など各施設の場所、周辺情報、天気などの情報を聞いたり、会話を楽しむことができる。「踊って」と声をかけることでダンスの披露、アトラクションとしても楽しめる工夫を施し、単なる情報端末ではなく、周辺施設への誘客・地域活性化を実現するとしている。
2018年5月に横浜アリーナ、学校法人岩崎学園 横浜デジタルアーツ専門学校とともに横浜地域の活性化を目的として産学研究開発を行なったもので、それが商品化されたかたち。実験検証で培ったノウハウを元に改良を加え、安価なスマートモデルなどバリエーションも追加されている。人物を認識して声掛け、音声だけで会話を行なうため、子供でも気軽に利用できる自然なコミュニケーションを実現するとしている。
オリジナルキャラクターを設定しなくても気軽に導入できるよう、「蟻十あんず(アリトウアンズ)」に加え、新キャラクター「出逢蒔奈(デアイマキナ)」を用意。ラテン語のデア・エクス・マキナ(dea ex machina: 機械仕掛けの女神)を暗喩しており、女子高生の巫女をキャラクターに設定。オリジナルキャラクターデザイン/ボイスの作成にも対応する。