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レノボ、パワーパススルー可能なUSB Type-C 14型モバイル液晶

ThinkVision M14

 レノボ・ジャパンは、USB Type-C接続の14型モバイル液晶ディスプレイ「ThinkVision M14」を発売した。税別直販価格は36,000円。

 今年(2019年)2月のMWC 19 Barcelonaにて展示された製品で(Lenovo、14型モバイル液晶や新ノートのThinkPad X390/X390 Yogaなどを展示参照)、USB Type-Cケーブル1本でDisplayPort信号と電力を受けることができるのが特徴。ACアダプタが不要なため、モバイルノートPCなどと効率的な連携ができる。

 USB Type-Cポートが2基あり、パワーパススルー機能搭載。ThinkVision M14側にノートPCのUSB Type-C ACアダプタなどを接続することで、ThinkVision M14を駆動しつつ、ノートPC側につないだType-Cケーブルで給電が行なえる。

 液晶ディスプレイは広視野角のIPSパネルを採用し、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。自立式のチルトスタンドを備え、10~90度の範囲で調整が行なえるほか、高さを変えるためのスタンド(最大11mmまで)も備えている。輝度は345cd/平方m、コントラスト比は700:1、応答速度は6ms。

 盗難防止用のケンジントンロックを装備し、持ち運びに便利な保護ケースも同梱。本体サイズは約323.4×96.5×209~220mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約570g。

 レノボは本製品によってノートPCの作業領域の拡大や、フリーアドレス/テレワークでの生産性向上を狙っており、製品の発売にともないテレワーク利用実態調査を公開している。