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日本マイクロソフト、4Kカメラ搭載でOfficeと連携する50型コラボデバイス「Surface Hub 2S」国内発売
2019年5月10日 14:34
日本マイクロソフト株式会社は、50型ディスプレイ搭載のコラボレーションデバイス「Surface Hub 2S」を、9月より出荷開始すると発表した。認定Surface Hubリセラーなどを経由して、予約受付を5月10日より開始する。税別想定価格は999,800円。
Surface Hub 2Sは、社外で働くリモートワーカーとオフィスや会議室などのワークスペースをつなぎ、チームでの協業を支援するというコンセプトの製品。
前モデルと比較して60%の薄型化、40%の軽量化が図られ、15.5㎜の狭ベゼル設計が特徴。液晶ディスプレイは50型の非光沢10bit対応4K+(3,840×2,560ドット、アスペクト比3:2)IPS PixelSenseで、マルチタッチに対応する。
そのほか、対話音声を忠実に再現するよう設計されたスピーカー、4K解像度のWebカメラ、ノイズキャンセリング対応マイク機能などを搭載し、リモートワーカーがまるですぐそこに会議室のメンバーがいるかのような臨場感で、PCなどのデバイスから会議に参加できるとする。
スタンドやモバイルバッテリなどのアクセサリと組み合わせれば、会議中に場所を移動することになっても電源を落とさずSurface Hub 2Sを移動させて会議を継続することが可能。
付属の「Surface Hub 2ペン」は、高感度でスムーズな書き味を実現しており、ほかのSurface製品と互換性があるため、デバイスの垣根を超えてシームレスにブレインストーミングやアイデアを検討することもできる。
Office 365のほか、複数人で同時書き込みができるデジタルホワイトボードアプリ「Microsoft Whiteboard」や、Microsoft Teamsのグループチャットなどを自然に使えるよう設計されており、オンライン会議の環境では難しかったホワイトボードを使う議論をスムーズに進められる。ホワイトボードや会議でのやり取りはクラウドに保存され、議事録を作成することなく議論を振り返ることもできる。
搭載プロセッサはCore i5で、8GBメモリ、128GB SSDを備える。インターフェイスはUSB Type-C、USB Type-A、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Blueotooth 4.1、Mini DisplayPort、HDMI入力、音声入出力。センサーは動体/加速度/ジャイロを備える。
本体サイズは1,097×76×741mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は28kg。
アクセサリ製品も用意され、「Surface Hub 2 カメラ」が税別想定価格16,800円(9月出荷予定)、「Surface Hub 2ペン」が同22,800円(同)、1年間延長保証が同92,800円、2年間延長保証が同224,800円。
そのほか、他社製アクセサリとしてローラー搭載のスタンド「Steelcase Roamモバイルスタンド」、「APC Chargeモバイルバッテリ」、「Steelcase Roam ウォールマウント」も提供される予定。