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IoT向けx86が事実上終焉。IntelのQuarkが製造終了へ

 Intelは、IoT向けの低電力CPU「Quark」の製造終了を発表した。最終受注日は2019年7月19日、最終出荷日は2022年7月17日。

 対象は、Arduino互換ボード「Galileo」シリーズに搭載され、一世を風靡した「Quark X1000」を含む13モデル。

 生産終了の理由として「需要がほかのIntel製品にシフトしたため」としているが、Quarkプロセッサの代わりとなる同社製品はなく、後継もいっさい発表されていないため、事実上、同社のIoT向けx86プロセッサ事業の終焉と言って差し支えないだろう。