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レノボ、「Yoga」ブランドをクラムシェルやデスクトップにも展開

 レノボ・ジャパン株式会社は10月4日、都内で「Tech Life '18 Tokyo」と題した製品発表会を開催し、個人向けPCのプレミアムブランド「Yoga」シリーズの新製品を発表した。

 製品各々の詳細については関連記事を参照されたいが、この記事では発表会の模様と、製品個々の実物写真をお伝えする。

2in1だけではなくなったYoga

河島良輔氏

 発表会の冒頭では、同社執行役員乗務(コンシューマ事業統括)の河島良輔氏が、新しいYogaブランドの位置づけに関して解説した。

 Yogaはもともと2012年に登場した、ヒンジが360度回転する2in1のトレンドを作り出した、1つのモデルに対して与えられた製品名であった。その後、360度回転型の2in1すべてに製品名を展開してきたが、これを2018年は「自分の個性を表現できるPC」、つまり他社製品との差別化を図れるプレミアムブランドに据えることになった。

 それから、2in1のみならず、クラムシェルやデスクトップPCなど、ほかの製品もYogaの名前を冠するようになり、メインストリーム向けの「Idea」シリーズと差別化が図られていくことになる。

 この背景の1つには、Yogaブランドの世界的な浸透があるといい、「2012年にYogaシリーズが登場して以来、その独自性やプレミアム性などがユーザーに認められるようになった。今後のYogaも、技術的な革新、品質、およびクラフトマンシップといった特徴を受け継ぐことになる」とした。

 今後、Yogaが掲げるスローガンは「Different is better」になり、使いやすさ、速さ、軽さ、安心といった、PCに求められている当たり前のニーズだけでなく、他社製品とは異なる価値を提案していき、多種多様なニーズを満たしていくとした。

初代Yoga
Yogaが目指すところ
Yogaの製品特徴

 今回展開した4製品のなかで、もっともそのスローガンを具現化したのが「Yoga Book C930」であると言える。厚さ9.9mm、重量775gといった薄型軽量・持ち運びやすさを重視しつつ、従来キーボードに当たる部分がE Inkとなっており、ペンによる手書きで生産性を高められる点、キーボードをさまざまな言語で表示できる点などの特徴が挙げられた。

 一方でYogaシリーズ初の“純”クラムシェルが「Yoga S730」で、厚さ11.9mm、約1.1kgの薄型軽量性が特徴だとした。

 なお、Yogaシリーズにはすべて1年間の「アクシデント・ダメージ・プロテクション(ADP)」が付属し、不意の落下、水漏れ、火災などによる損傷など、通常の保証範囲外の損害についても保証される。

Yoga Book C930の特徴
ペンで手書き入力可能なE Inkディスプレイを搭載
電子書籍の閲覧や動画鑑賞にも好適としている
C930の特徴
漫才コンビ・キングコングの西野亮廣さんもトークショーのゲストとして駆けつけた
同氏は現在、「にしのあきひろ」の名義で漫画家としても活動しており、Yoga Book C930のペンの使いやすさについてアピールした
Yoga Book C920の実機
キーボードはE Inkで表示。従来と同様、タッチタイピング時のユーザーのクセを学習する「タイピングエラーコレクション」を搭載するが、新たに、ユーザーが目で見て入力しているときは学習しないモードを備えた。また、多言語にも対応した
電子ペーパーのため、明るい環境下でも視認性は高い。また、キー押下のアニメーションやバイブレーションもある
ペンによる手書きも対応する
4,096段階の筆圧に対応しているため、線の薄さや太さも表現可能だ
右上には指紋センサーを搭載する
本体を閉じたとき。なお、開くさいはエッジをダブルタップする
Yogaならではのウォッチバンドヒンジを継承
Yoga C930。ツイーターとウーファーを2基ずつ搭載したサウンドバーヒンジが特徴。また、Dolby Vision対応の4K IPSタッチ液晶、収納可能なペンも特徴
Yoga C930の内部
デュアルファンの採用が目立つ
テントモードでの利用も可能
左側面
右側面
Yogaとついてはいるものの、コンバーチブルではない「S730」。なお、Cはコンバーチブル、Sはスリムを指すという
Snapdragon 850搭載のYoga C630