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VRゲーミング向け一体型HMD「Oculus Quest」
2018年9月27日 12:31
Oculusは9月26日(現地時間)、VRゲーム向けワイヤレスHMD「Oculus Quest」を発表した。2019年春に発売予定としており、価格は399ドル。
PCやスマートフォン、そして外部センサーを必要としない6DoF(Degrees of Freedom)対応の一体型モデルで、2個のタッチコントローラも用意。世界初のオールインワンVRゲーミングシステムをうたう。発売時には50タイトル以上のゲームや、Oculus Rift向けのRobo Recall、The Climb、Mossといったゲームも提供される予定。ストレージの容量は64GB。
Oculus Quest独自の機能として、4つの広角センサーとコンピュータビジョンアルゴリズムを使って、ユーザーの位置をリアルタイムに正確にトラッキングする「Oculus Insight」と、VRゲーム中の安全を確保する「Gurdian」を実装。没入感や存在感、可動性を高めているという。
光学系はOculus Goと同じ片眼あたり1,600×1,440ドットのディスプレイを搭載。レンズスペースの調整機能が装備されたことに加え、内蔵オーディオの品質が改善されている。このほかの違いとして、Oculus Goではタッチコントローラを1個までしかペアリングできなかったものの、Oculus Questでは2個ペアリングできるといった違いが挙げられる。