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コンパクトサイズと強化ガラス、今夏のトレンドを体現するミドルタワーケース
~夏のPCパーツ大品評会 その8 Corsair「Carbide 275R Tempered Glass Mid-Tower Gaming Case」
2018年7月10日 06:00
パーツが映える白。LEDの光を楽しもう
強力なCPUとビデオカードを組み込み、パワフルなゲームPCを作りたい。しかし大きなサーバーケースを置くようなスペースはない……。そんなよくばりなユーザーにオススメなのが、この「Carbide 275R Tempered Glass Mid-Tower Gaming Case」だ。
5インチベイなど、一般的なPCケースでは前面に搭載していた各種ベイを省くことで、奥行きや高さが50cmを大きく切るコンパクトサイズを実現。しかも前面スペースの自由度が高まったことで、37cmまでの大型ビデオカードや、最大で36cmクラスという大型の水冷ラジエータを組み込めるようになった。フレームもガッチリ安定しており、大型パーツも安心して組み込める。
デザイン面では、最近ではめずらしく内部までホワイトで塗装したモデルを用意することにも注目したい。外装はサラサラとした質感で高級感がある。また内部がよく見える強化ガラス製の側板を採用しており、白いマザーボードベース上に組み込んだ各種パーツや、LEDによるイルミネーションが、本当によく映える。眺めているだけでも楽しくなってくるPCケースである。(竹内亮介)
【検証環境】CPU:Intel Core i5-8600K(3.6GHz)、マザーボード:ASUSTeK ROG STRIX Z370-F GAMING(Intel Z370)、メモリ:Novax Technologies UMAX DCDDR4-2666-8GB HS(PC4-21300 DDR4 SDRAM 4GB×2)、SSD:Western Digital WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B(Serial ATA 3.0、500GB)、ビデオカード:GIGA-BYTE GeForce GTX 1070 G1 Gaming 8G(NVIDIA GeForce GTX 1070)、電源ユニット:Corsair RMx Series RM650x(650W、80PLUS Gold)、CPUクーラー:サイズ 虎徹 MarkⅡ(12cm角、サイドフロー)、OS:Windows 10 Pro 64bit版、室温:25.4℃、暗騒音:33.1dB、動作音:PCケースのフロントパネルから20cm離れた場所に騒音計を設置して計測、アイドル時:OS起動10分後の値、高負荷時:OCCT 4.5.1 POWER SUPPLYテストを10分間動作させたときの最大値、各部の温度:使用したソフトはHWMonitor 1.35で、CPUはTemperaturesのPackageの値、GPUはGPUのTemperaturesの値
DOS/V POWER REPORT 8月号の特集は「夏のPCパーツ大品評会」と銘打ち、マザーボード、CPU、ビデオカード、SSD&HDD、CPUクーラー、PCケース、電源ユニットの7ジャンル、57製品のレビューを一挙にお届けします。夏のボーナス商戦期、そろそろPCパーツが欲しい! というみなさんの製品選びを助けるべく、各ジャンルの注目製品を、実際に使用・検証して詳しく解説していきます。
世代交代を経て価格のこなれたマザーボード、新世代のRyzenやPentium/Celeronの登場で再び活性化するCPU、値下がりと高性能化でコスパ向上が進むSSDなど、見るべきポイントは盛り沢山。今夏の買い物のお供に、本特集をぜひご覧ください!!