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Windows 10 RS5のタブまとめ機能“Sets”がOfficeでも利用可能に

OfficeアプリでSetsが機能

 米Microsoftは12日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview RS5向けの「Build 17643」をSkip Aheadで配布開始した。

 先日のアップデートで、各アプリのウィンドウをタブとしてまとめられるようにする「Sets」が強化されたが(異なるアプリをタブ化する「Sets」を強化したWindows 10プレビュー参照)、今回のビルドではOffice 365を契約しているプレビュー版Office利用者向けに、Word/Excel/PowerPointといったOfficeアプリでもSetsが使えるようになっている。

 また、Setsの改善も進んでおり、タイトルバーがカスタマイズされていないほとんどのWin32アプリでも機能するようになった。タイトルバーがカスタマイズされていてSetsが使えないアプリとしては、Windows標準の「ペイント」がある。

 このほか、SetsでEdgeを使っているときに、EdgeのタブをほかのSetsのウィンドウにドラッグ&ドロップできるようになった。ただし、現時点ではSetsウィンドウになっていないEdgeのタブをドラッグ&ドロップすることはできない。

 このビルドをインストールしたいくつかのユーザーの間で、Setsが一時的に消えてしまうという症状が発生しているが、1~2日を経過させるか、再起動すればSetsの状態が戻るとしている。