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OPPO、Helio P60搭載の変形ディスプレイスマホ「R15」

R15

 中国OPPOは、アッパーミドルクラスのスマートフォン「R15」を4月1日(中国時間)に発売する。3月31日20時30分(同)より発表会のストリーミングを実施する予定。

 直販価格は、SoCにMediaTekのHelio P60を採用したモデルが2,999元(約49,800円)、QualcommのSnapdragon 660を採用したモデル(夢鏡版)が3,299元(約54,780円)となっている。

 iPhone Xと同じく、液晶上部のカメラ周囲に切り込みが入り、四隅が丸められている6.28型の変形OLEDディスプレイを採用。解像度は2,280×1,080ドット、アスペクト比は19:9、画面占有率は90%、画素密度は401ppiとなっている。

 下位モデルに採用されているHelio P60は、bigコアにCortex-A73、LITTLEコアにCortex-A53を採用したオクタコアSoC。MediaTekが「Mobile APU」と呼んでいる、深層学習に特化した専用プロセッサを内包するのが特徴だ。最大2GHzで駆動し、GPUにはMali-G72 MP3を採用する。

 一方で、上位の夢鏡版に採用されているSnapdragon 660は、現在日本で販売されているモデル「R11s」にも搭載されているSoC。R15では、R11sと比較してメモリやストレージ容量などが増えており、明確な上位モデルにあたる。

 R15は下位・上位モデルともに6GBのメモリ、128GBのストレージ、2,000万画素の前面カメラを搭載し、OSはAndroid 8.1をベースとしたColorOS 5.0、ディスプレイ、本体重量は約175gと共通だが、それ以外の仕様は異なる。

 背面カメラは、下位が1,600万+500万画素、上位が1,600万+2,000万画素。バッテリは下位が3,450mAh、上位が3,400mAh。本体サイズは下位が75.2×115.1×7.4mm(幅×奥行き×高さ)、上位が75×155.3×7.5mm(同)となる。このほか、対応バンド帯やBluetoothバージョン(下位が4.2、上位が5.0)などに違いがある。

 インターフェイスは5GHz対応の無線LAN、3.5mmステレオミニジャック、Micro USB(独自のVOOC急速充電に対応)を搭載。センサーは地磁気、ホール、近接、ジャイロ/重力、指紋。