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レノボ、GeForce MX150が搭載可能になった「ThinkPad T480s」

~底面に敷くドッキングステーションが新設計

ThinkPad T480s

 レノボ・ジャパン株式会社は、14型液晶を搭載したノートPC「ThinkPad T480s」、「ThinkPad T480」、「ThinkPad L480」、および15.6型液晶を搭載したノートPC「ThinkPad T580」を発売した。出荷は2018年2月中旬。

 いずれも第8世代Coreプロセッサを搭載。オプションでディスクリートGPUとしてGeForce MX150も搭載可能となっており、グラフィックス性能重視のニーズにも応えられるようになった。また、側面の専用ドッキングコネクタを備え、PC本体を薄型化しつつも、底面に敷いて使うタイプのドッキングステーションを3種類用意した。

底面に敷くタイプのドッキングステーションが復活。写真はウルトラ ドッキングステーションとX1 Carbonの組み合わせ

ThinkPad T480s

 ThinkPad T480sは本体重量が約1.32kgの軽量14型ノートPC。カメラの物理的なカバー「ThinkShutter」を搭載するほか、液晶セルにタッチセンサーを組み込むことで軽量化とノングレア化を実現したインセルタッチも選択可能となっている。

 一例として「20L7003RJP」は、CPUにCore i5-8350U vPro(1.7GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、256GB SSD、ディスクリートGPUにGeForce MX150(2GB)、1,920×1,080ドット表示対応非光沢液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別直販価格は235,000円。

 インターフェイスは、SDカードリーダ、Thunderbolt 3、USB 3.1、USB 3.0×2、HDMI、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、Gigabit Ethernet、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約13.9時間。本体サイズは約331×226.8×18.45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.32kg。

ThinkPad T480

ThinkPad T480(ドッキングステーション搭載時)

 ThinkPad T480は、T480sとほぼ同じ仕様だが、バッテリは3セル固定式+3セル交換式となっており、充電が行なえない環境でも、セカンドバッテリの交換により駆動時間を延長できるのが特徴。

 一例として「20L50036JP」は、CPUにCore i5-8250U(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、256GB SSD、1,366×768ドット表示対応14型非光沢液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別直販価格は178,000円。

 インターフェイスはT480sとほぼ共通。バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズは約336.6×232.5×19.95mm(同)、重量は約1.65kg。

 このほか、15.6型液晶を搭載した「ThinkPad T580」シリーズも同時発売される。

ThinkPad T580

ThinkPad L480

ThinkPad L480

 ThinkPad L480はスタンダードな14型モデル。一例として「20LS001HJP」は、CPUにCore i5-8250U、メモリ8GB、256GB SSD、1,920×1,080ドット表示対応14型非光沢IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別直販価格は17万円。

 インターフェイスは、microSDカードリーダ、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×2、HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、Gigabit Ethernet、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリは3セルリチウムイオンで、駆動時間は約8.8~11.8時間(CPUによる)。本体サイズは約335×235×22.5mm(同)、重量は約1.68kg。

 このほか、スタンダードな15.6型ノート「ThinkPad L580」シリーズも同時発売される。

ThinkPad L580