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クラス超えの実力をもつ据え置き型USB DAC「OPPO Digital Sonica DAC」
~ハズレなしのPC&スマホオーディオ定番レビュー
2017年11月1日 06:00
DOS/V POWER REPORT11月号(Amazon Primeユーザーは全文無料で購読可能)では、「聴くのも、演るのも!PC×サウンド再発見」と題して、「聴いて楽しむ」と「演奏して楽しむ」という両面から、PCでのサウンドの楽しみ方を特集しています。
ここでは、本特集定番オーディオ機器30製品の製品紹介の中から、クラス超えの性能で話題を振りまいているOPPO Digitalの、USB DAC内蔵アンプ「Sonica DAC」のレビューをご紹介いたします。
OPPO Digital Sonica DAC ~クラス超えの品質と多機能を実現するピュアUSB DAC
Specification
再生対応レート:PCM最大32bit/768kHz、DSD最大22.6MHz音声入出力:S/P DIF IN( 光角型)、S/P DIF IN( 同軸)、LINE IN(RCA)、LINE OUT(RCA)、LINE OUT(XLR)
無線LAN/Bluetooth:IEEE802.11a/ac/b/g/n、Bluetooth v4.1
本体サイズ(W×D×H):254×360×76mm
重量:4.7kg
オンキヨーはハイレゾプレイヤーに対して積極的だった。Astell&Kernが採用する2.5mm 4ピンバランス接続に対応したDP-X1を製品化。これを発展させたDP-X1Aを昨年発売、さらに小型化したDP-S1が登場した。サイズは63×15×94mmで重さわずか130gである。
OPPO Digitalは2004年創業のエレクトロニクスメーカーで、シリコンバレーの中心部でBDプレイヤーを作っていた。これが評判になり2014年からパーソナルオーディオにも進出。ヘッドホンアンプHA-1で衝撃のデビューを果たした。DAC内蔵でフルバランス設計のA級アンプを搭載。その第2弾がSonica DACである。ヘッドホンアンプ機能は取り去りDAC内蔵デジタルプリアンプで勝負。ネットワーク機能を搭載して、スマホ専用アプリでの操作にも対応した。
今回も10万円台で100万円クラスの音がすると騒がれたのだが、その根拠がESSの最新ハイエンドDACであるES9038PROの搭載だ。PCM 32bit/768kHz DSD512対応というスペックを誇るだけでなく、情報量が多く、透明感のある音を実現していると言う。内部はフルバランス設計でバランス出力に対応。BluetoothやAirPlay、ネットワーク機能に対応し、NASやMac、USBメモリ、USB接続のHDDなどに保存された音楽データをリスト化して自由に再生できる。Spotifyのストリーミング再生にも対応と、家中にあるデジタル音源をまとめて管理・再生できるデジタルハブとしての役割をになっているのだ。(TEXT:ゴン川野)