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UPQ製スマホ発火、原因はバッテリ。消費者庁への報告が遅れ厳重注意

~対応は5月下旬に案内

「UPQ Phone A01X」

 株式会社UPQは9日、同社製スマートフォン「UPQ Phone A01X」が過熱、焼損した事故について、充電時のバッテリが焼損元であることが確認できたと発表した。

 焼損事故は2016年9月29日に発生。ユーザーからの連絡で発覚した。その後、2件目の事故が発生し、同社は2017年4月17日に認識。その件について消費者庁への報告提出期限は4月26日だったが、同社が報告を行なったのは4月27日0時20分であり、消費者庁から厳重注意を受けたという。

 また、第三者機関による解析の結果、原因は充電時のバッテリであることが確認できた。2016年9月に発生した以外にも、重大製品事故1件を含む3件(2016年に1件、2017年に2件)の事故が確認されており、これらも充電時のバッテリが原因である可能性が高いという。

 現在同社は、対応準備を進めており、5月下旬に対応策を案内する。それに先立ち、購入者専用電話窓口を設け対応にあたる。電話番号は0120-291-700/03-6629-7836(10時~18時まで開設)。

【お詫びと訂正】初出時に、2016年9月の1件目の事故を認識したのが2017年4月としておりましたが、正しくは2件目の事故を認識したのが4月です。お詫びして訂正させていただきます。