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Windows 10 Creators Updateは4月11日提供開始

 米Microsoftは29日(現地時間)、Windows 10の次期大型アップデート「Creators Update」を4月11日より提供開始することを発表した。

 Creators Updateは、その名のとおり、クリエイターに向けた機能強化を中心に改善が図られている。具体的な新機能としては、ペイントがペイント3Dになり、3D空間でモデリングやペイントができる。また、MicrosoftがMixed Realityと呼ぶ仮想現実にも大きな焦点が当てられ、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoといったメーカーから、Windows 10 PCに接続する300ドル程度のMR用ヘッドマウントディスプレイが投入される。

 ゲームも強化点の1つで、Xbox Play Anywhereに対応したソフトは、1本購入すると、Windows 10 PCでもXbox Oneでもプレイ可能となるほか、Beamサービスにより、遅延の少ないゲーム配信機能が標準実装。また、Beam内で視聴者とプレイヤーは独自のコミュニケーションを図れる。OSのコア部分もゲーム向けに最適化されており、ゲームモードにより、より快適にプレイ可能となる。

 このほか、ブルーライトを削減するナイトライト機能、セキュリティ・プライバシー保護の強化なども盛り込まれている。